ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

へうげもの

#36 本命はお前だ

「打倒関白」の考えを徳川家康に打ち明けた千利休。明智光秀の最期を看取った家康としては、利休こそが光秀敗死の原因だったということを知っていろいろと複雑なようだが、利休は利休で、明智の辞世の句が下の句のない、いわば侘び数寄を極めたものだったこ…

#35 新・ギルティパートナー

秀吉が利休の企みにうすうす感づいている裏で、利休と組んだ黒田孝高が秀長を暗殺。言葉がトドメになったのを暗殺と表現していいかはわからんが、殺意を持って言葉をかけてるし助けも呼んでないから殺人と呼べるでしょう。秀吉の軍師でありながらこの作品で…

#34 日輪のクライベイビー

たとえ利休といえども、お吟に流れる松永久秀ゆずりの反逆者の血を抑えられはしない。 利休は「橋立の茶壺」も娘も渡すつもりはなかったのに、娘の方から動くだなんて。余命が長くないから焦る秀吉、それよりも持たない秀長。この間、徳川は江戸にいるわけで…

#33 暗黒のTea-王

利休と織部、共に歩んでいくことはとうとうできなくなってしまうのか。宗匠の「黒さ」、異様なオーラは服装だけじゃなく登場時から纏っていたものなのだけれど、こうして業と共に色濃く戻ってくると、やはり利休と織部とはとても似ているとは言いがたい。 明…

#30 EDOフロンティア

常に微妙に外してしまう織部、せっかくの七本木も、一本切られてしまっては。 武田攻めの時は仁科盛信の説得に失敗して天守閣から蹴り出された織部も、ここでは瀬戸物で調略に成功。忠勝の名前を使ってハッタリかますあたりの図太さは変わらないねえ。

#29 関東サーヴァイヴ

北条滅亡に際して秀吉の元に恭順してきた山上宗二だが、鼻と耳を削がれた上で斬首。それを利休に送りつけたのは石田三成の仕業ですが、背後に秀吉の思惑も垣間見えたりする。そもそも、秀吉は大恩人である信長を弑逆して天下人の地位を得たのだぞ。利休もち…

#28 古田織部とファイヤーズ

美濃物ならぬ瀬戸物を世に送り出す織部。なんかすごいぞオリーベ。

#27 アナーキー in 日の本

やっぱり織部宅は本人の中でも黒歴史化していた。形あるもの、特に大きいものは消せないから残酷である。 丿貫の言葉から、侘び数寄の本文を取り戻した利休。織部も利休の言葉で「過ぎたる」ことに気づいて己を見直していたところなので、お互いいい機会だっ…

#26 呪われし夜

古田織部を「過ぎたるは及ばざるがごとし」と批判した利休自身が、丿貫から同じ言葉を受ける。だってこの人、野望のために信長を排してますから。 そういえば聚楽第の古田屋敷は丿貫の居にヒントを得たものだったけれど、今は屋敷に帰るたびに数寄傾倒を思い…

#25 一から出直します

「過ぎたるは及ばざるがごとし」。北野大茶湯での織部は明らかに調子に乗りすぎていたので、ここいらでぽっきりとな。この「わび」への誤解は、「美味しんぼ」での鍋対決を思い出す。

#13 スキヤキ〜#24 私を北野に連れてって

古田織部(古田重然)って武でコレといった功績の思いつく武将ではなくて、利休七哲ぐらいでしか知らないわけだが、これだけ活躍を見るとゲームで使いたくなるわけで。天翔記だと戦闘130と、フルチューンすれば一軍半ぐらいでは使えそうなので、やってみるか。…

#12 ホワイト・キャッスル・ブルース

秀吉がコロコロ態度を変えているのが芝居なのかそうでないのかわからなくて、まさに秀吉の術中にはめられている気分。幟のハートマークに左介のしたり顔はワロタ。 光秀は本当に私利私欲ではなく家臣や民のことを考えて挙兵したが、だからこそ誰も信用しない…

#11 孤立のメッセージ

光秀の謀反に対する反応はおおむね冷淡で、姻族の細川藤孝も忠興ともども剃髪して中立を保つ。いかに下克上の世の中でも、主君殺しの罪は重い。信長と信忠の首は必須なのだが、それが取れてないのも痛い。 戦略面でも秀吉のバランスの取り方は絶妙。中川清秀…

#10 哀しみの天主

真っ二つにされた信長の上半身がストッと下半身とくっついて、秀吉に末期の茶を点てる。信様、マジ化け物。秀吉とは「ダール・イ・レゼベール」の関係であって、誰とでもそういう関係を築きたかったという信長。この「ダール・イ・レゼベール」、直訳の「giv…

#09 非情のライセンス

信長討ちを決意した光秀の軍勢が本能寺へと向かうが、その頃、すでに秀吉が信長の体を上下真っ二つにしていたのであった。げにおそろしい。

#08 今宵はイートイット

安土を訪れた家康の饗応役を務める左介は、パイナップルを使った「安土盛り」を披露して質素を常とする家康の怒りを買ったり、その家康を見て光秀が信長への叛意をちらちら見せていたり。 本能寺前夜です。

#07 mt.(マウント)富士スカイライン

武田攻め終了で左介は知行を得る。同様に戦果を挙げた滝川一益は名物珠光小茄子を所望したが渡されたのは上野。光秀は信長に配下の悩みを説くが、信長の目は日本を統一して、さらに唐・天竺を目指している。 家臣のことを考えていないわけではなく、ビジョン…

#06 武田をぶっとばせ

天下の趨勢が定まりつつある中、小大名で終わってしまいそうな左介は武田攻めで功績を挙げるべく、調略役を買って出る。 ニセモノ名物を使っての交渉術は口八丁、田舎者揃いの武田だからうまく運んだが、さすがに高遠城では失敗。いずれも結果オーライになっ…

#05 決意のかけひき

千宗易から天下取りをそそのかされた秀吉は、光秀の胸中を探る。どうせ茶杓の善し悪しなどわからんだろうと左介がすり替えた謹製茶杓は、回り回って光秀の所へ。残念ながら秀吉と違って光秀は目が利くので並の物だと見抜かれてしまっているけれど。

#04 カインド・オブ・ブラック

宗易の黒へのこだわり。信長は天下を「華」で統一しようとしているが、自分は「侘び」で統一したい。そのためには秀吉の天下が必要……なにそそのかしてんだ。

#03 天界への階段

創建された安土城に圧倒される左介。唐、天竺までも目指そうとする信長に、明智家臣団が不服を述べ、光秀は「胸におさめておく」と収拾。 左介が箱を選ぶということは武よりも数寄を選ぶということで、数寄者は松永久秀、荒木村重と裏切ってきているから、信…

#02 茶室のファンタジー

本願寺征伐直前の荒木村重の謀反により、左介の義兄・中川清秀が高山右近とともに荒木方に立つ。 村重の目から見ると、有岡城(伊丹市)に自分がいて西方には支援勢力の毛利、南には本願寺があって、信長への前線にあたる東側には高槻城の高山右近、茨木城の中…

#01 君は物のために死ねるか!?

OPは最初から差替版。中島誠之助のコーナーもつけて欲しかった……。

#02 茶室のファンタジー

石山攻めを続ける織田家だったが、荒木村重や中川清秀らが反逆。清秀の妹・おせんを妻としている左介は、清秀説得の任に当たる。清秀はこの説得を受けて翻意する。敗色濃厚な村重は、伊丹城での籠城から一人名物名器を持って逃げようとする。左介はそれを見…

#01 君は物のために死ねるか!?

織田信長の家臣、古田左介は大変な数寄者。その素質を信長に認められた左介は、謀反を起こした松永久秀に大名物「平蜘蛛の茶釜」を差し出せば許すという条件での交渉を命ぜられる。信貴山城の久秀のもとに赴いた左介は、久秀の持つ平蜘蛛に目を奪われてしま…