火の鳥
生命力の強いムーピーといえど永遠には生きられず、マサトを残してタマミも死んでしまう。一人になったマサトはシェルターの中に5000年先に開く予定のカプセルを見つけ、それを希望に生きていたが、カプセルの女性はすでに死んでいた。さらに長い時が流れ、…
人間の脳に働きかけて快感を与えられる危険性ゆえに所有を禁止された宇宙生物・ムーピー。そんなムーピーのタマミを愛してしまったマサトは地下都市ヤマトから脱出して地上にいた猿田博士のもとへ転がり込む。猿田は人工生命の研究をしており、研究材料とし…
犬上は大海人皇子のもとにつく。その大海人皇子は、大友皇子と雌雄を決する戦いに挑もうとしていた。同時に、天土の神々も仏との戦いを繰り広げる。難敵の前に苦戦する犬上だったが、状況が不利だと見た僧は炎の中に身を躍らせた。神々は勝利し、大海人皇子…
ついに天智が崩御、大友皇子は大海人皇子を恐れ後継として自分を支持するよう重臣をとりまとめる。犬上はかつて役人に逆らった罪で都へと引っ立てられ、大友と面会して古い民を抑圧せぬよう頼むが、今は古い民を守ることより強い国を作ることだと大友は首を…
後を大友皇子に継がせたい天智天皇らの意思を見抜いて、大海人皇子は先手を打ち仏道に入ることを決める。犬上(ハリマ)は土地神側に立っているため、仏教勢力から刺客を差し向けられるがきわどいところでマリモに救われる。
百済の王族ハリマは狼の顔を被され苦しんでいるところを占い師のオババに助けられる。オババ、敗軍の将・猿田とともに倭の国へ渡ったハリマは狗族の娘・マリモを助ける。狗族は土地神、一方の倭では仏教が勢力を伸ばしつつあるところで、やっかいなところに…
八百比丘尼というどんな病も治せるという尼のいる寺へ向かう左近介。左近介は父親から男として育てられてきたが、あまりに苛烈な父親の性格に参っていた。ようやく病気にかかり父から逃げおおせられるかと思った矢先、この比丘尼が病を治せると言うことで、…
レオナとチヒロは逃避行の末、かつてレオナが火の鳥の羽を研究していた施設にたどり着く。レオナが不死身を求めたのは父への復讐だったが、チヒロがランプから自分を守って犠牲になったことで「大事な者を失う哀しみ」を知り、復讐心も消えてロボットになる…
事故から甦ったら人間がそう見えずロボットが人間に見えていたでござる。普通の感覚を持っている人間から見れば確かにオカシイんだけれど、ロボットから見るとどうなんだろうな。
ナギ、猿田彦はウズメの助力で脱出し、弓彦らとともに騎馬民族と戦うが敗北。弓彦から火の鳥の情報を聞いたナギは、その力を得てヤマタイを救おうとするが、宮殿は炎上し崩れてしまう。炎の中からは甦った火の鳥が飛び立っていくのだった。一方、縦穴の中で…
ウズメ、口の中に布を詰めて顔を変えていたにしても鼻はどうなってるんだよ。 弓彦が鉄の矢を用いて火の鳥を仕留めたが時すでに遅し、ヒミコは狂乱死を遂げていたのでした。目的のものを目前にして気が緩んだか。
猿田彦が今後の輪廻に繋がるあのハナになってしまった。すでに村人をこれだけ殺しているしカルマも相当なもの、無限に転生させられるのも頷ける。しかし、自分を殺さんとするナギを狩部として育てようとする懐の広さ。自分と同じ境遇に同情しただけではない…
記憶の中の原作では、グズリは積極的にヤマタイ軍を導くがヒナクの家だけは狙わないように頼んでいた気がするが、アニメの流れの方が自然だな。しかし、火の鳥を狙っているにしても、村人たちを皆殺しにすることはないと思うんだが、これが異民族征圧か。