ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

四畳半神話大系

#11 四畳半紀の終わり<終>

四畳半に囚われの身となった“私”は占い師であれば「好機は目の前にぶら下がっている」と言うだろうと自嘲、もしも新たに行動を起こせるのであれば今度こそは……と誓いを新たにする。そして、もちぐまんを手にした“私”は突如現れた蛾の大群に追われるように、…

#10 四畳半主義者

薔薇色の学生生活などあるはずがない、と割り切った「私」は四畳半に引きこもって生活することになった。あるとき、そんな生活にも飽きて外に出ようかと思い立ったのだが、四畳半の玄関を開けるとそこにもまた四畳半が広がっていた。窓を開けても天井をめく…

#09 秘密機関「福猫飯店」

薔薇色の学生生活を夢見て「秘密機関『福猫飯店』」へ入った「私」。まさか秘密機関を名乗ってビラをまく秘密機関があるとは思わなかった「私」だったが、福猫飯店は相沢のもと図書館警察をはじめとする裏家業を一手に引き受ける本当の秘密機関だった。図書…

#08 読書サークル「SEA」

3つのサークルを掛け持ちすることになった「私」。読書サークルはまるで軍隊か寺のように厳しく、息抜きに抜け出したところで、小津が古本屋で買ったが読まなくなったという「夜は短し恋せよ乙女」を譲り受けた。その末尾に「樋口景子」という女性の名前を見…

#07 サークル「ヒーローショー同好会」

3つのサークルを掛け持ちすることになった「私」。「ヒーローショー同好会」の活動の一環でもちぐまんショーに出演し、ショーを見に来ていた明石さんがからまれているところを助ける。その姿を見た城ヶ崎先輩に、ラブドール・香織の警護役に任じられる。最初…

#06 英会話サークル「ジョイングリッシュ」

数あるサークルの中から1つを選ぶというリスクを避けて3つのサークルを選んだ「私」。英会話サークルでは「頭の中は英単語でいっぱいなのに、間違った文法にならないようにと考えて発言できない」といういっぱいいっぱいな状況だったが、文法を全く無視しつ…

#05 ソフトボールサークル「ほんわか」

数あるサークルからソフトボールサークル「ほんわか」を選んだ「私」。いい人ばかりの「ほんわか」でも、発言で周囲を引かせてしまう「私」が小津と仲良くなるのに時間はかからなかった。「ほんわか」の母体は、とある健康食品会社であり、そこの健康食品を…

#04 弟子求ム

「私」は数あるサークルから何を選ぼうかと悩んでいたが、なぜか樋口師匠の弟子になることに。大学8回生である師匠は図書館の本を返さないことから図書館警察に追われていたりする変な人だが、最もヘンなのは「自虐的代理代理戦争」の当事者であるということ…

#03 サイクリング同好会「ソレイユ」

「私」は数あるサークルの中からサイクリング同好会「ソレイユ」を選んだ。しかし同好会とは名ばかりのガチ自転車部で、体力のない「私」が活躍することは不可能だった。せめて自転車だけでもパワーアップさせたいと考えた「私」は必死でバイトしてお金を貯…

#02 映画サークル「みそぎ」

「私」は数あるサークルの中から映画サークル「みそぎ」を選んだ。しかし、「みそぎ」は城ヶ崎先輩を頂点としたカースト制度が敷かれており、「私」はその最下層に追いやられてしまう。カーストの頂点であり、独裁者でもある城ヶ崎先輩に対して「私」が何を…

#01 テニスサークル「キューピット」

大学3回生の「私」は、入学当初に夢見た薔薇色のキャンパスライフとはかけ離れた無意義な生活を過ごしていた。「私」は楽しい学生生活を送れる者と信じて、数あるサークルの中からテニスサークル「キューピット」を選んだ。しかし、もともと体育会系の素養が…