紅 kure-nai
紫は奥の院を出ます、ただし九鳳院は出ません。やはり視聴者の期待としては五月雨荘に戻ってあの生活に…というのがあったんだけれど、きっと紫なら九鳳院家を内側から変えていけるだろうし、希望ある最終回ではないか。 リンと弥生の戦い、そして竜士と真九…
九鳳院の家へ潜入した真九郎たちだが、またもリン・チェンシンに弥生、紅香ともども蹴散らされる。何より真九郎に効いたのは「お帰り下さい」という紫の言葉だろう。本心はどうあれ、真九郎たちが無事に九鳳院を出るためにはそう言うしかないものな。
九鳳院に戻った紫だが、外の世界とはやはり違いが大きいな。このあいだから蓮丈に対して偉そうな口をきいていたのは蓮丈の父、竜士の祖父にあたる人物か…蓮丈ばかりが出てくるからもう死んでるのかと思ったが、あの口調だとまだまだ蓮丈は頭が上がらんようだ…
五月雨荘を出て逃げるしかなくなった真九郎と紫だが、環と闇絵にお別れを言うために一晩だけと五月雨荘に戻ったのが命取りだった。竜士らの襲撃を受けて弥生や環、闇絵も巻き添えを食らい、真九郎自身はリン・チェンシンにボコボコにされ紫を奪われる始末。…
紫の七五三。あんな服を着せてもらっている子は周りでは見たことがないんだが、非常に可愛らしくていいな。銀子調べでは九鳳院家には紫なんて子はいないんだそうだが、ずっと紫は九鳳院の娘だと名乗っているし、何より九鳳院の反応を見ればビンゴだろう。
相変わらず環は紫にヘンなことを吹き込んでばかり。そのせいで真九郎はロリコン扱いだよ、大きく間違っているとは言えないところが悔しいだろうな。 ついに五月雨荘に潜伏していることが九鳳院家に伝わり、蓮丈が取り返しに動き始める。蓮丈と妹・蒼樹との間…
ミュージカル回。闇絵さんの意外な一面を見た気がしたが、弥生がミュージカルになると自然と五月雨荘に入ってきたのは笑った。というか、全編ニヤニヤと笑いが止まらなかった。
紫の周りには近い年頃の子がいないし育ちも普通の子とは違うから、一緒に子供と遊ぶのは苦手かもね。ゲーム機を買ってもらえるとなってからの紫はいきいきしていた。
真九郎は確かに紫を安全に預けられる相手ではないのかもしれないけれど、波長は近そうだ。真九郎は紅香に救われてついていったことで揉め事処理屋としての一歩目を踏み出したのか。
この作品のテンポの良さには恐れ入る。真九郎と銀子・夕乃と、紫の視点を切り替えつつ合流するまで見ていて全く飽きない。ちょっとヤンデレ風味な銀子が夕乃を敵視して真九郎を突きまくるところに、紫が球児と給仕を勘違いして勝手に納得して進めるあたりは…
ストーリーなんてどうでも良くて、ひたすら幼女の動きに萌えるアニメだったのか。手のかかるじゃじゃ馬かと思ったら物わかりも良いし。ちょっと世間知らずなのは玉に瑕だな。
紅…RED……RED GARDEN?スーパーダッシュ文庫の原作付きで、こちらは和風、あちらは洋風と感じは全く違うけれど、演出はどう見てもRED GARDEN。監督松尾衡、キャラデ石井久美だからか。非常によろしい。 真九郎はキャストが沢城みゆきだからああいう声にはなる…