幕末機関説 いろはにほへと
長かった茨木蒼鉄一世一代の芝居に幕。500年も生きていたのかあの人。最終話に相応しく、耀次郎が座長を正気に戻し、覇者の首は蒼鉄に宿っての最終決戦。一度正気に戻った座長が、再び首の力で耀次郎を殺そうとするも、耀次郎が更なる力で座長の刃の向きを変…
前回の要塞化もたいがい笑ったけれど、五稜郭浮上してしまいましたよ。天変地異まで操るやつを相手に一般人がどう戦えっていうんだ。耀次郎、あとは頼んだ。 永遠の刺客の運命である以上、赫乃丈を斬らねばならないのだろうか。ああ、耀次郎について北へつい…
榎本を狙った土方だが、覇者の首の力には勝てず神無との戦いに倒れる。 共和国の狙いがよくわからん。地元商人を殺して金を奪うのは一時しのぎにはなるが、長期的に見ると蝦夷共和国の経済力を自分で弱めているようなものだぞ。民衆を煽るためとはいえ、外と…
神無が最後の逆転を駆けて榎本暗殺を企むが、土方と蒼鉄、そして榎本自身によって阻まれ、逆に榎本に懐柔されてしまう。榎本が倒せずに逃げ出すクイーンに自分から逃げていった母親の幻影を重ねて撃ってしまい、後悔する神無に救いの手をさしのべる赫乃丈…っ…
耀次郎が使命を果たすためには赫乃丈ごと叩き斬るしかなさそうな雰囲気になってきた。榎本(覇者の首)の守護者であり、広告塔と化した遊山赫乃丈。一座は蒼鉄の本通りに動くだけだから仕方がないかな…。 そういえば神無たちも無事蝦夷にたどり着いたみたいで…
黒田了介がストーンウォール(甲鉄)をエサに蝦夷艦隊を釣る。窮地の土方を救ったのは甲鉄に乗船していた耀次郎で、多大な犠牲を払いながらも耀次郎と回天は蝦夷へと向かうことができた。 宮古湾での海戦シーンはちょっと燃えた。共和国は船1隻を犠牲に回天を…
榎本武揚は首の力か、いよいよ神懸かってきた。攻城の戦闘シーンは土方だけでなく、無名たちの戦闘にもう少し動きが欲しかった。 秋月は命を救ってくれた漁民の母子の言葉から、自分が宿命から逃げていたのではないかと悟り、"己の宿命の真なるを知る"ために…
耀次郎を殺したと思いこみ精神的に不安定になる赫乃丈、それを救ったのは蒼鉄の「耀次郎は生きている」発言。実際はそうでなくては困る蒼鉄の裏付けない言葉だが、それで赫乃丈が元気になるなら嘘も方便。実際、耀次郎は浜に打ち上げられているからきっと生…
榎本武揚の覇者の首パワーおそるべし。"凝視"か。月涙刀陽の小太刀は首の力の前では敵になってしまうのか…せっかく赫乃丈の覚悟を見て連れてきたのに。耀次郎の勘が鈍ったとでも考えるべきかな。
横浜で出会ったときから、耀次郎と赫乃丈は同じ宿命を歩んでいるのだろうか。というか赫乃丈がなんで耀次郎についていったのかと思ったら、本当に何が起こっているのか確かめたいとか、そういう気持ちなのかね。
耀次郎が芝居のできる器用な子に育ってた。ちゃんと見るとこは見てたんだなぁ。門前の小僧習わぬ経を読むってか。 その耀次郎と土方の芝居で一度は命をつないで姉に会うという目的を達したのに、惣之介は会津に戻ってしまうのね。惣之介は白虎隊と運命を共に…
赫乃丈が手にした月涙剣と耀次郎の剣が共鳴したのか、亡霊が斬れるようになる。しかし、赫乃丈は「秋月様」と呼んでいるのに、耀次郎はほとんど呼ばないか、呼んでも「座長」なのね…。刀同士が呼び合ってるみたいだし、仲良く行きなさいな。
前半から後半への橋渡し。耀次郎と赫乃丈、左京之介と英国兵士、榎本と蒼鉄、それぞれの動きを過不足無く追っていてよかった。特に左京之介がハーフゆえ英国のために動くしかないのは今まで明らかになっていなかったところ。パークスに弱みを握られているよ…
芝居を進めていきながら、耀次郎が幕を切り落として中居屋のいる浮島を中心に五芒星が浮き上がっていくところは鳥肌モノだな。恵比寿は惜しいことをした…。 そして覇者の首は榎本武揚に完全に取り憑いた。実際榎本艦隊は北海道まで行くが、うまいひねり方よ…
覇者の首は蒼鉄がどこかに隠し持っていることは確かなのだが、まだ蒼鉄にとりついたわけではないようだ。しかし、例の亡霊騎士みたいなのは蒼鉄がほぼ自由に操れる状態ではあるらしく、なんとも面倒なことに。蒼鉄の狙いは耀次郎や神無、赫乃丈らの立ち位置…
やっぱり生きていたか中居屋。まるで蒼鉄の本のおかげで(せいで)生きていたような口ぶりだ。 一座のピンチにやはり駆けつける耀次郎。霧の化け物たちは火に弱いので無事撃退だが、弱点があっても強いよなあれ。斬れないのに向こうの攻撃はあたるってのは卑怯…
沖田編後編だよな。さっくり有名人が死んでいく。 一座のもとに届いた茨木先生の新作で中居屋が生きていることが明らかに。そうだよな、あの刺されたときの笑いはやはりそういう意味だったわけだ。ということは中居屋はクローンのように複数体いるのか、それ…
秋月と沖田の邂逅。すでに近藤が処刑され、土方は北へ、原田は彰義隊に加わっていて、沖田も死に場所が欲しいのではないかな。 大夫がママになっちゃったよー、洋風だよー。
蒼鉄が首をかすめとったために中居屋のたくらみは成就せず、勝と西郷は争いは無益であるという結論に達する。一座はついに黒幕であった中居屋を討ち取ったが、首を奪った蒼鉄は去る。一座も蒼鉄も目的は達したわけだが、今後どう動くかだな。 耀次郎と神無の…
蒼鉄も壺を作り、しかも中身はないはずなのになんか動いている。中居屋と会談も持っているし、この人は一座を使って首を手に入れてどうにかしようとしているんだろうな。中居屋の方は西郷と勝をおさえたが、江戸を焼け野原にでもしたいのだろうか。 秋月耀次…
襲撃者と黒幕のつながりはまだ見えず。秋月があっさり守霊鬼三人を倒してしまったのだが、覇者の首の力は強まっているし、かといって秋月の腕が急に上がったわけでもないので少し無理があるような気がした。前回むちゃくちゃ強そうだっただけになぁ。 神無は…
針尾と雑賀はそれぞれ悪鬼羅刹の一と二だったのね。中居屋のことだ、まだまだ刺客は準備できるだろうし、札だってまだまだあるように見えた…秋月も大変です。 始皇帝暗殺を目論んだ刺客の首ってことは荊軻の首かな…その首を徐福が日本へ封印しに来たとするの…
雑賀の末裔はさすがの仕事人だな。芝居に乗じて舞台上に乱入したまでは上手かった。あの位置に爆薬を仕掛けてあったのは屋根裏からの狙撃が失敗したことも想定に入れていたわけか。神無の邪魔さえなければ完遂できていただろうに。 芝居の方も面白そうだった…
なるほど、針尾はあくまで実行犯で黒幕が中居屋なら話は繋がってくるな。秋月と赫乃丈、辿り着くところは同じか。
一番古くからのメンバーは赫乃丈、恵比寿の頭巾、座頭の三名なのだな。茨木先生他は敵討ちに同調したもの達だろうか。 針尾の地割剣、あっさり水で封じられたのは残念だな。そして敵討ちを狙ったはいいのだが赫乃丈はそれほど強くも無さそう…倒せたからいい…
イノセント・ヴィーナスが近未来幕末ものなら、こちらはSF幕末ものか。 まずテーマにしている幕末は鉄板ネタなのだが、それだけではなく中身もしっかり面白そうなところは感じさせていて期待十分。遊山赫乃丈一座の名乗りがハッタリきいててよい。