獣の奏者エリン
エリンの後をずっと追っていた探索者ナソンが、霧の民の村で長老たちに語るという形での総集編。最後にちらっと成長したエリンが出てきたけれど、少女から大人になりつつあるんだなぁ。ジョウンは一気に老けすぎ。
王獣のヒナを狙った闘蛇が王獣の成獣に敗れ去る。 闘蛇の動きを止めてしまった王獣の鳴き声は、ソヨンが最後に吹いた指笛と同じ音色なのかね。風の民は王獣と関わりがあったのだろうか。
エリンが拾った巨大な白銀の羽は王獣の羽。デカいなぁ王獣……。
ジョウンから開けてはいけないといわれた扉の中身は書物。ジョウンがただの蜂飼いじゃないってことだぜ。
町で竪琴を弾く青年イアルと出会ったエリン。親王を守るセザンの役にあるそうで、町にいたのも卵泥棒のヌックとモックを探して内偵活動をしてたみたい。兵役を抜けてきた少年と母親の別れを見て、エリンがまた母親のことを思い出していた。
闘蛇を育てていただけあって、エリンはジョウンの養蜂場にもあっというまに馴染んでいく。生き物への恐怖感があんまりないから強いなぁ。 ジョウンは見たままのいい人だから、エリンの治療に金がかかったからって気にしない。でも、エリンが金のことを気にし…
ジョウンの看病のおかげで助かったエリン。ジョウンさん、屁こきすぎ。
エリンとソヨンの永遠の別れ。たとえ湖から逃げられたとしても、落とされる前に背中を突かれているソヨンは長くはなかったからなんとかエリンだけでも逃がしたんだろう。指笛で操れるというのは霧の民しか知らない技なのだろうけれど、許されざる大罪とソヨ…
大公から預かった闘蛇・キバが中毒死した責任を負うソヨン。誰かが責任を取るしかなく、キバの世話はソヨンがしていたのだから仕方のないことだが、これ幸いと喜んでいるようなワダンの態度は気にくわないな。キバが死んだ原因はなんとかわからんものなのか…
闘蛇の産卵と、その卵を取って闘蛇を育てて生きていく闘蛇衆。エリンはいい経験をしたよ。卵泥棒は根っからの悪人というわけでもなさそうだし藤原啓治だし、これからも出番ありそう。
ソジュが毒に倒れてその薬を霧の市を使って手に入れたソヨンとエリン。霧の民は流浪の民、他の人々から差別的な扱いを受けているのだから警戒されて当然。薬を渡してもらえたのはエリンの必至の願いと、エリンが霧の民と同じ緑色の髪・瞳をしていたからかな。…
真王は軍を持たず大公が国防を担当するというのは大公が王も同然という事態を招きかねんが、見たところ大公はそういう野心的な人物ではないみたいで一安心。しかし、シュナンとヌガンという二人の息子がいて、ヌガンを王族のダミヤが焚きつけるというのはよ…
ソヨンの娘だけあってエリンの観察眼は大したもんだ。
どんな生き物だって幼いときはたいがいかわいいものです。ライオンしかり。闘蛇は名前からして危ない生き物っぽいよ。