Bパート、メイフォンが特攻するところまではいい最終回だと思ったのに…。
ザーギンに一度は敗れたジョセフの体にゲルトとヘルマンが乗り移って時間稼ぎ。これはジョセフの特殊能力なんだろうか、そしてなぜゲルトとヘルマンだけなんだろうか。サーシャとメイフォンのICBM迎撃作戦はサーシャが機体が燃え尽きるまで戦い、最後はメイフォンの特攻で任務完了。ヴィクター管区長も正気を完全に失っていたわけではないみたいで、最後までサーシャやメイフォンのサポートをしていたがメイフォンの死とともに力尽きた。
再度目覚めたジョセフ、「お前の力を超越した」とか言いながらいきなり攻撃されて四つんばいとか勘弁。実際はアンチナノマシンプログラム・イシスの力があるから勝ち負けは関係なかったみたい。「一粒の麦は地に落ちて死ななければ一粒のまま。だが死ねば多くの実を結ぶ」ということで、ジョセフの死とともにばらまかれたイシスがすべてのデモニアックたちを灰に帰していったが、なんかザーギンは負けたって感じがしないんだよな。
生き残ったのはアマンダ、マレク、そしてエレア。5年後のマレクのイケメンっぷりには嫉妬するわ。散っていった仲間たちの最後の言葉は蛇足だよ…特に隊長の「許してくれ」は許せるかアホウって話だし、なぜかザーギンとベアトリスもいるし(ついでにスノウも死んでたみたいだ)、ラストカットが場所の都合上ザーギンが消えゆく上に完と重なるのもなんだか間抜けだった。
ついでに、サンテレビでは放送事故のため最後の提供前に暗転してしまい、クロージングもなしに終わってしまったかと思った。
戦闘シーンは最初からそれなりにすげえなぁと思ったけれど、後半に行くにつれて動きがこなれていき、ザーギンとのラストバトルは本当にいい動きをしていた。ただ、お話の方はわかりづらく、面白いんだけれど暗かった。
#23 劫火の大地
イシスの完成まで時間を稼ぐために出撃したシドウとマレク。この世界で日本がどうなったのかは描かれていないが、シドウの言葉からするとろくなことにはなっていないようだな。だが、その死は無駄にはしないぞ。マレクの方はザーギンとぶつかってしまい、こりゃあっさり殺されかねんと思ったがジョセフが到着するまでの時間稼ぎにはなったようだ。どちらかというと、ザーギンが手を抜いたくさいな。
エレアはツヴェルフのメインシステムそのものだったのか、ヴィクターとの同化を避けてガルムのシステムに逃げ込んだみたい。ジョセフとザーギンとの決戦の前にマレクを連れてアマンダの元へ行かされるということは生き残りだな。
#15 神を讃える千年の騎士
中世から密かに活動しているという組織がそんな巨大な城を構えているのはどうかと思った。メイフォンは一応XATに情を持っていたようだが、ヴィクターの方は完全に捨て駒として扱っていたぽくて、どいつもこいつもろくなやつではないなあ。
アポカリプスナイツのデタラメな強さには呆れるやらなんやらだが、きっとすぐに苦戦することになるんだろうな。メカの分離・合体がまるで戦隊モノだな。
#11 黙示録の序奏
XAT終了のお知らせ。どんどんと状況は終局的になってきて、話のどこにも救いようがなさそうな方向へ突っ走っている。前回までは苦しみながらも任務に就いていたウォルフだが、ついにザーギン側へと落ちた。XATの無名隊員たちだけでなく、町の人々もかなりの数が犠牲に。武器庫に籠っているXAT1班とアマンダ、ヘルマンたちが合流したものの、アルビンもいやな咳を…。
来週は「ブラスレイター・ナビ」。そろそろまとめは欲しいところだけれど、ジェットコースターのように暗い方に転がり落ちる話をもう一度見るのはしんどそうだ。