長門!長門!長門ぉぉぉ!!な回でした。
1.マウスを握りしめ、空中で振ってみる。情報統合思念体はパソコンをご存じでない。2.「あなたの命令に反することはやっていない」キョンには絶対服従。その後のキョンの指示待ちと併せて非常によろしい。3.ユキ艦隊はオペレーターまで長門。4.コンピ研に誘われキョンの方を見る。
今回は全体的にキャラクターが小さいというか、いつもより幼く見えた(Aパートの長門、キョンで顕著)ので、それもあってとても長門が可愛かった。いや、前から知ってるけども。
コンピ研部長に対するハルヒのキックは見事です。鬼です。今回、キョンが目を細める描写が多かったのだが、これはもうハルヒの言うことに慣れてしまい「またか」というあきらめの感情が出ているとか、そういうことですか。
「The Day of Sagittarius Ⅲ」はやはり映像化されてとてもよかった。各艦隊オペレーターが個性的(ハルヒは異星人、みくるはねこマン、長門は長門群、古泉は人型無機質)な表現であるとか、みくるが焦るとオペレーターも同じく焦ってるとか、長門がひたすらキーボード叩いているとか。戦闘自体はやっぱり銀英伝チックというのか、宇宙を舞台にしているのに高さはあんまり考慮されていないようであったが、これはきっとコンピ研がそういうゲームとして作ったからだな。多分。
それにしても、コンピ研部長はデスラーだったり、「ガン○ム出しなさいよ!」だったり、「私の歌を聞けぇぇぇ!」「ボンバー!」だったり、そういうネタの多い回でしたね。ゲーム内のことだから、結構好き勝手やった感じなのかも。コンピ研に栄光あれ!
#10 涼宮ハルヒの憂鬱Ⅳ
「恋愛感情なんて〜」のくだりが感感俺俺みたいに聞こえてちょい笑い。「私も体を持てあまして〜」はエロパロSSが量産されても仕方のないフレーズだな。
で、憂鬱まで戻ったので人間関係がまた元通り、朝倉も長門のメガネも復活。ああ、すごく残念だ。「残念ながら眼鏡属性は無いのでな」
キョンが朝倉の一太刀をかわすところとか、長門串刺しとか、なんとなくFateを連想してしまった。長門が刺されたときに、血しぶきがキョンの顔にかかっていて、それでも比較的冷静な態度を保てるキョンって鈍いんだか感覚を切ってるんだか。普段から観察者みたいな視点で見てるからこそかね。起きあがるときに素直にキョンを頼る長門が可愛く、その後の谷口の哀れさもなお引き立つ。谷口ランキングでは長門ってAクラス認定だったっけ。
朝比奈みくる(大)登場、「特盛っ」というキョンに同意、これは素直な反応だな。高校生を誘惑してどうする。
教室へ戻ってのハルヒの開口一番が素晴らしい。キョンの意見に賛同しておく。ハルヒがキョンをとても気に入っている描写がよい。この頃の不機嫌っぷりは確かに時系列後半にはないかも。
次回は「射手座の日」。また長門だよ。
#09 サムデイ イン ザ レイン
みくるにマフラー巻いてもらってるキョンへのやきもち、下校風景、カーディガン、あっかんべー。今日のハルヒはキチ要素より萌え要素が強かった。いや、そりゃいきなり冬の寒空に二駅隣までストーブを取りに行かせるっていうのはどうなのかということはあるけども。着せ替えされまくりのみくる、素晴らしきイエスマン古泉、ひたすら読書の長門、と普段はいっつもあんなことやってんだろうな。さりげなくキョンを気遣う鶴屋さんってのも良かった。
事件は起きず、異世界の何やらがあるわけでもない静かな回だったが、SOS団の日常を覗き見るようでとても興味深かった。で、今回長門は一言も喋ってなかったのね…。台詞無しでもカーディガン一枚でハルヒより萌えを提供する女、それが長門。大活躍だねッ。
#08 孤島症候群(後編)
一週おいて解決編。といっても、古泉の台詞があまりに説明的すぎて芝居くさい。ハルヒが脈をとろうとした時も執事の新川さんがそれを阻んでいるしな。
嵐の中へ出て行くところ、ハルヒがリードしているようで、やっぱりキョンに頼ってるのな。キョンもそれを受け止めてて、いいやつですキョン。洞窟での二人ってなシチュエーションは王道、だがそれがいい。あのモゾモゾはなんだろう。
長門はきっとキョンの言うことならなんでも聞くに違いない。さすが真ヒロイン。
コナン風演出(全身黒タイツ、BGM)にはニヤニヤしながら、騙されたと知ったあとのハルヒの上機嫌さったら。つーか、仕込みがすごいよな古泉。機関の人間はやはりただ者ではないのが揃ってそうだ。
真犯人が外にいると信じるハルヒとか、ハルヒが殺人事件が本当に起こることを願っているわけがないというキョンとか、やっぱ二人ののろけをひたすら見せられてるようでもある。
#06 孤島症候群(前編)
海!孤島!殺人事件!! おお、なんて素晴らしい。古泉が船上で語っていたとおり、まさに絵に描いたような話だ。登場人物が井上和彦、森川智之、大塚明夫ってのも素晴らしい。誰があやしいかさっぱりわからんようにできとる。大塚明夫の執事は一家に一人欲しいな、クルーザーの操縦(運転?)までできるんだぜ!
ハルヒはといえば、圭一さんの部屋へ向かうとき、廊下で一回躊躇する瞬間がちょっと可愛いですな。部屋がわかんなかっただけかもしれないけど、そんなつっこみは野暮というもの。
砂浜で読書、バナナボートの後ろで水上スキーしながら読書、浮き輪で読書。「割と」好きどころの話じゃないだろその好き具合は。そりゃふり返りながら「…大好き」の破壊力も上がろうというものだ。長門、別にやり直さなくてもよいと思うぞ。
そして次回はミステリック・サイン。キョンじゃないが、解決編やんないの? あれか、ハルヒとキョンが良い雰囲気になるような回は後回しにされるということかね。憂鬱ラストが最終話とか。