ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#13 番外編 冬の日!<終>

 寒い冬の日、軽音部みんなで鍋をしようと思った唯だが、澪は作詞、律は弟と外出、紬はバイト、梓は預かった猫の世話とそれぞれに忙しく集まれない。
 糸が紡がれるように5人が集まっていくこの展開は大好き。ポストに入っていた詩をラブレターだと誤解していたら実は澪が書いた新しい歌詞でしたというりっちゃん隊員の可愛い一面は最高ですよね。
 最初は「いくらなんでもみんなワーキャー騒ぎすぎだろう」と思った作品だったけれど、その声に応えるだけの面白さは確かにあった。等身大の女の子というにはちょっとファンタジー成分強いけれど、これぐらいのカンジがほどよいのかも。こういうライブをもしヤマカンだとどう演出したかなというのは気になるところ。京アニからすれば「ヤマカンがいなくてもこれぐらいできるわい」というのを誇示した形かな?4コマのアニメ化はどこのスタジオでもそれなりにやってのけるだろうから、京アニにはもう一度オリジナルに挑戦して欲しいなぁ。

#12 軽音!

 学園祭に向けて練習を重ねる軽音部だが、唯が風邪を引いてダウン。ここで新歓の二の舞になるわけにはいかないので、風邪が完治するまで唯を休ませて本番に挑むことに。
 この風邪は#11 ピンチ!で律からうつされたものっぽい。あのときは律と澪の仲直りの一因になったけれど…。必死なあまり、唯の変装でやってきた憂の、おそらく唯以上だったと思われるギターセンスはすごいな。リズム感とかは持って生まれたものだからしょうがないけれど、要領の良さもあるかな。
 学園祭ではギー太を忘れた唯が本番演奏にギリギリ間に合って、ちゃんと「ふわふわ時間」を歌えてよかったよかった。

#11 ピンチ!

 クラス替えで、唯、紬、律が同じクラスになった一方で離れてしまった澪は、和と仲良くなる。そんな澪に、律の機嫌が悪くなる。紬はすぐにピンと来たかもしれないけれど、これまでずっと澪と一緒だった律にしてみれば澪を獲られた気分だったんだろうねえ。
 けっこう好き嫌いが分かれ「雰囲気ぶちこわしだ」って意見すらある話だったが、確かにここまでのゆるゆるした雰囲気を味わっていると女の子同士の仲違いネタはちょっとピリピリして好きくないな。

#10 また合宿!

 また紬の別荘で合宿を行うが、今度は以前の別荘がふさがっていたため別のところへ。どんだけお嬢様よ。やはり遊びたがる唯と律、それを諫めながらもこんがりと焼けている梓。おたくらいいトリオですわ。

#09 新入部員!

 新入部員・梓を迎えた軽音部だが、軽音部の雰囲気は相変わらずちょっとだるだる。梓はちょうどよいツッコみポジション+マスコット的可愛さがあって、澪はポジションを奪われた感がある。

#08 新歓!

 唯たちは高校2年生になり、クラス替えで澪だけが別のクラスに。憂も無事桜高に入学し、軽音部は勧誘活動を開始する。
 部員数が定員ギリギリの軽音部にとって新入部員獲得は必須事項のはずなんだけれど、この4人はすでに完成されたカルテットっぽく見えて、割って入りづらいよなぁ。あのステージならもっと新入部員が来てもよさそうな気がしたけれど。

#06 学園祭!

 学園祭当日の様子。突然ボーカル担当になった澪は緊張が解けず直前まで苦しむが、3人に支えられてライブを成功させる。
 中高生の学園祭での出し物って黒歴史になりがちだけど、軽音部の4人は誇れる演奏ができたっぽくて何より……唯のハスキーボイスだけは残念だけど。ライブシーンがPV風なのは演奏が見られなくて残念(ヤマカンならここぞとばかりにヘタウマな4人の演奏を演出しただろう)けれど、これはこれで。しかしPVの唯は一瞬憂かと思った。

#05 顧問!

 文化祭でステージイベントを行おうとした軽音部だが、部活動申請書が出ておらず顧問もいないことが明らかに。部活動は和によってなんとかなるが、顧問が必要な軽音部は音楽教師のさわ子先生に狙いを定める。
 アルバムが出てきた時点でさわ子先生までつながって見えたけれど、ここまで性格反転するとは思わなかった。この人は予想外だなぁ。予想外といえば、百合に目を輝かせる紬も…。普段から澪と律のやりとりをそういう目で見てたんだろうか。澪は理解を示していた(のか意味がわかってないのか)ようだけれど、律は明らかに引いていてこの子も意外と普通なんだなと。

#04 合宿!

 紬の別荘で合宿することになった4人だが遊んでばかり、ようやく練習に入ったと思ったら律と唯は体がだるくて転がっているだけでほとんど何も進まず。ワイワイキャッキャと実に楽しそうでいいけれど、ほんと、ちょっとは練習しなさいよね。

#03 特訓!

 ギターを手に入れて嬉しい唯はひたすら練習に取り組むが、その分勉強がおろそかになり追試を受けることに。追試を受ける人間は合格するまで部活動禁止になるということで、唯はあわてて勉強を始める。勉強に励む唯の姿を誰も思い浮かべられる、あははーとかベッドに転がる姿しか出てこなかったというこの悲しさよ。憂はできた子です。

#02 楽器!

 どれだけ深窓のお嬢様してきたのかわからないけれど、普通に憧れる紬が律の話に感銘を受けて値切るっていうのは大きな一歩であり、嬉しそうな「もう一声」の笑顔にはこちらもニヤけてしまうけれど、自分の親が経営している楽器店と知って店員にまけさせるのってなんかヒドくないか。アリシアさんとかと同じく、白天然キャラが過ぎると腹黒に見えてしまう。
 ケチつけてるわけではなく、ギター手に入れてうれしさのあまり添い寝してしまう唯とかほんと可愛い。イイ。

#01 廃部!

 原作はこれといって取り立てて面白いというわけでもないただの4コマだが、ぺたぺたと肉付けしたらこうなるんだなと。
 演奏は「翼をください」か。いやー、軽音部らしいというのか、むしろ小学校の合奏・合唱な感じもするが。オープニングを見ると演奏シーンには力が入っていて、京アニはまたライブアライブやるのかなぁ。ヤマカン抜きでやれるということを見せてやるさってか。