ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

フルメタル・パニック! 3rd SECTION “イントゥ・ザ・ブルー”

 テロリストを制圧したトゥアハー・デ・ダナンの部隊は、その中にいたガウルンを捕らえ艦内に拘束する。しかし、内通者によりガウルンは逃走し、ダナンの発令所を占拠。艦を制御するAI・ダーナ支配下に置き、米軍に敵対する行動を取り始める。
 テレビシリーズ第18話〜第24話(長編第3巻「揺れるイントゥ・ザ・ブルー 」+短編第4巻「同情できない四面楚歌?」収録「エンゲージ・シックス・セブン」)部分。第19話が「エンゲージ・シックス・セブン」だが、使われていたのはテッサ、かなめ、マオが入浴するくだりだけで、エピソードの中身(マオとクルツ、宗介との出会い)はカット。相変わらずカツカツの編集で、第19話を除くとほぼ全編使用となっているからか、前話ラストのカットを繰り返している導入部が残っている。ガウルンがダナンを支配下に置いたくだりがわかりやすい。なぜそういう部分を調整していないのか……。
 そういうところは置いておいて、ガウルンは実に敵として魅力的でよいです。ちなみに、艦内でAS同士の戦いを繰り広げる無茶をしながらもラムダドライバを使わなかったのはなぜ?宗介はその前の島での戦いから使えなくなっていたが、ガウルンは使えたはず。
 あと、せっかくなので3人娘のライブシーンは新規作画して欲しかった。DYNAMIC CHORDじゃないんだから、ろくに歌ってない絵と、盛り上がる乗員たちの止め絵だけで何とかしようとするの、よくない。
 そもそも、イントゥ・ザ・ブルーの新規作画、少なすぎると思う……。ダナンの外観が新規作画でないのなら、ラストの鳥以外、どこが新規だったのかさっぱりわからないレベル(で、古い作画ばかり)だった。

フルメタル・パニック! 2nd SECTION “ワン・ナイト・スタンド”

 テレビアニメ第1期第9話〜第12話(長編第2巻「疾るワン・ナイト・スタンド」)部分の総集編なのだが、7話あった「ボーイ・ミーツ・ガール」と違って、素材が4話分しかなくて、OP・EDと前話との被り部分をカットすると、新作カットを追加してなお尺が足りなかったらしく、本来ならアイキャッチ入りしていたであろうシーンや話数の区切りで無意味な止め絵ショットが続く部分があって、ちょっとガックリ。それは劇場版として出せるクオリティなのであろうか……?
 テレビ放送時に省かれたアマルガムに関する伏線は新作カットでも復活しなかったのだが、せっかく次の「Invisible Victory」でアマルガムが出てくるってのなら、追加すればよかったのでは。
 ちなみに、セイナさんだけありとあらゆるシーンで作画が良かったが、どういうことなの。スタッフに愛されていたのか?浅野まゆみボイス、好き。

フルメタル・パニック! 1st SECTION “ボーイ・ミーツ・ガール”

 テレビアニメ第1期の第1話〜第7話(長編1巻「戦うボーイ・ミーツ・ガール」相当)に新作カットを加えたもの。2時間あるので、切られている部分はそんなに多くない。それゆえに、あきらかに回またぎの繋ぎがそのままになってる部分もあって、それは編集でどうにかせーよ、とは思った。ストーリーとしては、ガウルン絡みのエピソードのアタマからラストまでなので、キリよくまとまっている。
 それにしても、かなめのパンチラの風情のないこと……。パンツ自体が色気なく描かれてるってのもあるけど、もうちょっとチラリズムというものをだな。
 タグ見直してたら、2008年の再放送時に途中まで感想書いてた。「6年前の作品」ってことで、そこから経って15年前の作品ということか。そりゃ、いかにリマスターしても劇場上映したらキツく感じるわ……。

#09 あぶないセーフハウス

 相変わらずかなめの感情を見事なまでに逆なでする宗助の才能には嫉妬すら覚える。しかし、危機察知能力の高さは見事。そうだよねー、シャワー上がりのテッサが出てきたらもめるに決まってるよね。

#08 パートタイム・ステディ

 宗助を彼氏の代理に使った瑞樹のおかげでなんだかかなめが妙な雰囲気に。そもそも戦争バカの宗助を代役にする時点で無理があったが、一夜漬けするとある程度は何とかなるものだな。

#07 ボーイ・ミーツ・ガール

 ガウルンとの戦いに決着。ラムダドライブは攻撃衝動が力となり、念じれば武器にもなる。使いこなせれば燃料不要・弾薬切れの心配もない無敵の武器だな。

#06 STILL ALIVE

 敵中に残されたかなめと宗介、そして合流したクルツ。宗介の基本方針は自分を犠牲にしてもかなめを救うことだったけど、少しはかなめの影響を受けてるのかな。

#05 囁かれし者(ウィスパード)

 かなめを救出したのはいいけど、クルツと宗介は身分がバレた。現時点で知られても困りはしないのかな。今後もかなめの護衛みたいなのは続けないといかんのだろうし、変に警戒されるよりは受け入れてもらった方がいいな。で、置いていかれてどうやって帰ればいいんだろう。次回何事もなかったかのように日本に居るなんてことはギャグじゃないからないだろうし。

#04 キッド・ナップ

 ようやく敵らしい敵が出てきた。宗介は子どもの頃からカリーニンと一緒にいるみたいだが、いったいどんな過去の持ち主なんだ。今までなら感情に左右されずに作戦を遂行した所なんだろうが、かなめだけは特別になってしまったかな。

#03 ランジェリー・パニック

 下着を握りしめている男とは出くわしたくないものだ…。なぜか宗介が楽しい学園生活を送っている間にテッサたちがかなめを狙う組織を叩き潰してしまったらしい。あっさりだなぁ。これで宗介はただの学園生活へ。あれだけ常識がないと大変そうだが…。

#02 守ってあげたい

 一歩間違えなくても十分ストーカーとして通報されかねない宗介だが、そんな宗介をからかいつつもちゃんと相手しているかなめは偉いよな。
 えらく無駄に不自然なまでにパンチラが多い。作風なのか、古い作品だからなのかは不明。GONZOってロボットやメカ方面の印象が強いけれど、これとか「風のスティグマ」とか「ロザリオとバンパイア」とか、エロ要素も結構あるんだなぁ。ひょっとすると、3DCG戦艦動かしてるよりこっちの方が向いているのでは…。

#01 気になるあいつは軍曹(サージェント)<新>

 フルメタ無印が4期を見据えてか初地上波放送。そもそもフルメタシリーズ見るのは初です。シリーズが進んでいると途中からは入りづらいというやつだな。
 6年前のアニメだが今でも十分通用するのは原作のおかげであろう。多少作画が古びようとも、それはその時代性と思えるが、ストーリーがダメな方はフォローしようがない。GONZOはちっと昔の自分の作品を見直すべきではないだろうか…。よく話題になるのは京アニ制作の2期3期だが、第1話を見た感じではこれも十分な出来だと思う。配役がうまい。誰かが書いていたが、もうあと5年早ければかなめは林原めぐみになってたかもしれんな。