ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#05 ソフトボールサークル「ほんわか」

 数あるサークルからソフトボールサークル「ほんわか」を選んだ「私」。いい人ばかりの「ほんわか」でも、発言で周囲を引かせてしまう「私」が小津と仲良くなるのに時間はかからなかった。「ほんわか」の母体は、とある健康食品会社であり、そこの健康食品を大量に買うとサークル内の地位が上がるというシステムになっていた。健康食品会社社長の娘であり、「ほんわか」の広告塔でもある小日向さんに一目惚れした「私」は食品を買いまくって最高ランクまで上り詰め、幹部だけが呼ばれるという本社での集会に参加する。それは、まるで自己啓発セミナーであり、ついていけない私は教育係に目を付けられてしまう。しかし、間一髪、小日向さんの父親が終末に向けて作っていた方舟が奪取されるという事件が起こり、その隙に私は逃げ出すことに成功する。
 「キューピッド」のときに何度か小津がつついていた、1年の時に「私」がふられた小日向さんというのはコレか。今回は「私」が小日向さんに目を奪われていたせいで、まったく明石さんが出てこなかった。実に不満である。これまでのサークルはともかく、「ほんわか」では成功してはいけない気がしてならないよ。
 そういえば、今回のラスト近くで、「私」の部屋の窓からひげもじゃになった「私」が入ってこようとしていたが、かつて平行世界に同一の「私」が登場したことはない。「私」そっくりの何かだったのか、平行世界の残滓なのか…。