ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

エンダーのゲーム(Ender's Game)

 @大阪ステーションシティシネマ スクリーン2
 映像化不可能とも言われていた名作SFを映画化したもの。原作読んでなくて予告編レベルの知識しかなかったけれど、主人公無双のあげくに敵宇宙人を殲滅するという、見ようによってはトンデモB級になりかねない題材なのに、見終わった後には「すごいものを見られた」という爽快感。エンダー自身は感情移入できるタイプじゃないけれど、エンダーを見守るポジションでワクワクと楽しめる。ハリソン・フォードもいいところに収まっているし、ベン・キングズレーが出てきたときのプレッシャーもなかなかのもの。
 この映画は吹替版があって、ちょうど舞台挨拶のライブビューイングもあるということで見に行ったんだけれど、吹き替え作品の舞台挨拶はあんまり見る意味がないな。キャストが監督とお話ししたわけでもないので、あくまで「声優さんが映画を見ての感想を語る」に近くて、メイキング的な面白みに欠ける。ライブビューイングなので、生で見ていた新宿ピカデリーとの温度差も大きかった印象。そもそも、結構ガラガラだったんですよねえ……面白いのに。吹替の声優さんたちの演技が悪いってワケではないので、字幕が苦手な人は吹替版でOKだと思う。