@大阪ステーションシティシネマ スクリーン2 3D吹替
カル=エルが地球に送り込まれてクラーク・ケントとして育てられるというスーパーマンサーガの始まりの物語で、つまりザック・スナイダー監督が「スーパーマン」をリメイクしたもの。「スーパーマン リターンズ」からの流れは終わってしまったようですな。
ザック・スナイダーがこだわったという肉弾戦、ほんとスーパーマンはまったく武器を持たずに戦うので地味っちゃ地味なのだけれど、ドラゴンボール的な派手な吹っ飛び&周辺物破壊で魅せていたなぁと。鉄腕バーディーでもあるらしいけど。
スーパーマンであるクラーク・ケントを演じたヘンリー・カビルは男前アンド男前。この映画のために鍛え上げたという体は、スーパーマンスーツやシャツ姿でのシルエットが非常に映える。007のオーディションに若すぎるという理由で落ちたらしいけど、40代になれば間違いなくこの男はジェームズ・ボンドです。それだけの色気がある。スーパーマンとして目覚めて以降は清潔感のある格好になってしまったけれど、序盤の無精ヒゲもかなり似合っていたので、キアヌ・リーブス的な役どころがいけるのかも。
そして、2人の父がかっこいい。クラーク・ケントとしての生き方に大きな影響を与えたジョナサン・ケント役がケビン・コスナー、息子のことを守り続けるジョー・エル役がラッセル・クロウ。特にケビン・コスナーというと「ウォーターワールド」をはじめズッコケ俳優なイメージがついちゃったけど、フィールド・オブ・ドリームスだってあるから。少なくとも、近作ではこのマン・オブ・スティールのジョナサン・ケント役は代表役に挙げていい活躍だった。
実はこれが見るのは2回目なのだが、この映画はスクリーンが大きければ大きいほど迫力があるので、IMAXを見に行けるならIMAXオススメ。