@なんばパークスシネマ シアター7
クリストファー・ノーランのバットマン3部作完結編。観る前にいろいろ感想を見てから行って「単体でも楽しめる」って評価も目にしていたが、コレ、「バットマン ビギニング」と「ダークナイト」見てること必須じゃないですか?ビギニングを見ていないとラーズ・アル・グールや「影の同盟」のことがさっぱり、ダークナイト見ていないとハービー・デント絡みがさっぱりで、デントの方はストーリー自体には密接に関連していないからいいとしても、「影の同盟」は必要だろ……そりゃ、なんばパークスシネマがコレの上映前に2週間ほどビギニングをやるわけだわ。
敵役としてのベインの魅力の無さは残念、前作のジョーカーと比較されてしまうわけだからしょうがないね。ストーリーラインがダークナイトと似通っていて(爆弾で大多数を人質に取る)、ブルース・ウェインも大きく魅力を落としており、「次世代に引き継いでもらわなければ」という感じはひしひしとするけど……これで終わりかと。
ブレイク役のジョセフ・ゴードン=レヴィットはインセプションのアーサー役がすごく印象に残っているが、本作でも半リタイアのバットマンの相棒的ポジションで大活躍。本名「ロビン」でいろいろと納得のいくオチ。一方、ミランダ・テイト役のマリオン・コティヤールはキャスティングが発表された時点で「ネタバレだ!」と騒がれたのも納得のうさんくささ。この前に見たのはインセプションのモルだしね……。キャットウーマンのアン・ハサウェイはすンごくイイです。もっとあのスーツで戦ってるところをクローズアップしてもいいんじゃないか。