ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

この世界の片隅に(2016)

 「原爆が出てくる」というとお涙ちょうだいに走るか、あるいはバリバリの戦争ものかというイメージをひっくり返す「日常もの」。こうの史代の原作を忠実に、そして「アニメにするならこうなる」という正統アレンジで見せてくれる。時限信管は「そういえばそんなことを話していたな」という一瞬の間からの爆発(ホワイトアウト)。戦争中ながらも続いていた日常が破壊される感覚に涙する。
 片渕監督の前作「マイマイ新子と千年の魔法」のときはなんばパークスシネマで前売り券を買って初日に見に行ったら「あ、あれ……?」と思うほどにガラガラで、あっという間に上映回数が減って、やむなく2度目はイオンシネマ(当時はまだワーナーマイカルシネマズ)まで見に行ったものだが、今回はシネ・リーブル梅田13時30分回が満席でした。
 cf.http://d.hatena.ne.jp/chisato_k/20091121/1258990016
 cf.http://d.hatena.ne.jp/chisato_k/20091211/1261154415