「マン・オブ・スティール」でのゾッドとの戦いで街には大きな被害が出ていた。その力を危険視されるスーパーマン。マッドサイエンティストであるレックス・ルーサーの企みもあり、スーパーマンはゴッサムの守り手・バットマンと激突することになり、一度は圧倒するが、バットマンはルーサーが海底から見つけたクリプトナイトを強奪し、対スーパーマン装備を作り上げる。
あの「マン・オブ・スティール」で、どう見ても一般人ごりごり死んどるがな!というツッコミに対しての答えがコレって感じ。実際死んでたし、だからこそバットマンはスーパーマンを見過ごせない。ただ、最強異星人のスーパーマンに対して、バットマンはいかにスーパー装備を持っているといっても人間なので、ガチると勝てない。そこで取り出したるのがクリプトナイトを粉末化してスーパーマンに吸い込ませるという特殊弾頭と、クリプトナイトを削り出して作った槍。またこのクリプトナイト粉末が、効いたときには互角かそれ以上まで持って行けるけど、持続時間が短い。つまり、常にバットマンは圧倒的不利。おかげで、ずっとワクワクさせてもらった。
このワクワクは、「ダークナイト」系統でバットマン/ブルース・ウェインを演じたクリスチャン・ベイルではダメだ。だって、クリスチャン・ベイルだと、なんかヘンリー・カビルに勝ちそうだもん。ベン・アフレックはクリスチャン・ベイルに代わりうる男前ではあるけれど、肉体面では(修行してるシーンもあったけど)やっぱり何枚か劣る。スーパーマンの本気の一撃を食らったらたぶん死ぬ。その緊迫感な。
まー、結局はバットマンはワンダーウーマンと出会い、さらに倒されたはずのゾッド将軍を核に蘇ったモンスターとの戦いにおいてスーパーマンとも共同戦線を張ることになって、ジャスティス・リーグへと繋がるという物語のプロローグですから、決着はつかないんですが。