ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#11 零れ落ちるもの

 平助が天霧に重傷を負わされ、永倉と原田は千鶴をかばってここで倒れることもやむなしかと覚悟を決めるが、そこに斎藤が援護に現れ、なんとか撤退する。薩長との戦はいよいよ近づき、新選組は伏見奉行所に入って臨戦態勢となる。しかし、そんな折、近藤が狙撃されて重傷を負う。労咳で伏せっていた沖田は、自分が仇討ちにも出られない体であることに激しい憤りを覚え、かつて南雲薫に渡された薬を飲む。羅刹となった沖田は、近藤を狙撃した御料衛士たちを皆殺しにする。そこへ南雲薫が姿を見せる。千鶴の双子の兄である彼は、女鬼ではないからと冷たく扱われ、一方で仇である新選組と仲良くする千鶴の姿に怒りを感じていたのだった。
 このあいだの風間たちの襲撃ではあまり役に立たなかった羅刹隊が、実は町で人切りをしているとか、ちょっと困るんですけど……。しかし、山南さんにとってはもうここしか居場所がないわけで。そういえば、現実では戦死する隊士を羅刹隊として生かしていくというのは面白いんだけれど、このまま全員羅刹化とかはイヤですよ。なんと、次回が最終回。鳥羽・伏見の戦いですね。