ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#11 Change the World

 音無のしていることを手伝おうと直井と日向が声をかけてきた。二人は音無のしていることを知りながら、ゆりには内緒で手を貸すというのだ。そのころゆりは近ごろ現れる“影”がどうやら奏とは別の敵らしいと認識するが、正体はつかめないでいた。しかし、襲撃の際にNPCが“影”に変化するのを目の当たりにして、奏がANGEL PLAYERで能力を開発したように、誰かがこの世界を改変しているのではないかという考えに至る。そして、ついに高松が“影”の犠牲となってしまった。翌日、何事もなかったかのように登校していた高松だったが、戦線メンバーだったという記憶も何もかも失われNPC化していた。窮地に立たされる戦線。ゆりは音無の行動を把握しており、“影”のような敵が現れた以上、天使によって消されるのも一つの方法だと語る。そして、自分はやりたいようにやると告げ、一人で“影”を操る黒幕がいるとおぼしき図書館のPCルームへと乗り込んでいくのだった。
 戦いは戦線と“天使”の戦いから、新しい局面へ。ゆりたちが戦線として“天使”とどれだけ戦い続けてきたのか知らないが、“影”が出てきたのは初めてのことらしく対応し切れていない。積極的には仕掛けてこない“天使”相手に苦戦していたのに、アクティブモンスター状態の“影”相手では、打てる対策は最低でもツーマンセルで動くぐらいか。せっかく全員の卒業という目標に向かい始めた音無にとって、なんとも面倒な敵だ。