池田屋事件から一月、長州藩は御所へ攻め入るべく兵を集めていた。これを追い返すために新選組は3つに分かれて動く。蛤御門へ向かった斎藤らが出会ったのは、薩摩に与する天霧九寿だった。御所を守らんとする薩摩と新選組では志は同じだと説き、戦いは回避される。しかし、原田の向かった公家御門には長州に与する不知火匡が姿を見せる。拳銃を突きつける不知火に対して、原田は槍で突きかかるが、不知火はその攻撃を軽くかわす。さらに、天王山では土方の前に風間千景が立ちはだかり、隊士に手傷を負わせていた。
姿だけはちらっと見せていた風間、天霧たちがいよいよ立ちはだかってきた。わざわざ風間に斬られた千鶴の傷が瞬時に治るところを見せていたが、なんたることか、千鶴もタダの子ではないんだね……。