ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#24 …and meet again<終>

 壊れそうだったのは視聴者の心だったのですね。(←前期ED「願い星」歌詞から)
 わかってはいたけれど……光一はやはり結美ではなく摩央姉を選んだ。結美はかなり前から気持ちには気付いていたけれど、ずっと黙っていたのね。いま結美は泣いていい、むしろ光一を刺してもいい。中になにもいませんよ。感動的でいい終わり方だった…みたいな形にはしたけれど、これはどうなんだろうなぁ。
 柊と栗生さんは学園祭でよく誕生するにわかカップルじゃなければいいな。
 前半は光一がいい子で一輝は二股優柔不断の悪い子みたいな流れだったのに、終わりまで見ると評価が逆転して一輝は一途な男、一方で光一はつきあい始めたとたんに彼女に興味を無くす最低な男という印象。最終的には幼なじみに落ち着くというのはベタな流れだけれど、まさか結美と一度付き合っておいてそれを捨ててまで摩央姉に走るとは思わなかった。遠距離恋愛になっても頑張ると誓ったくせに、その約束をすんでの所で反故にするのはあんまりだ…。摩央姉も「魔王姉」なんて言われる始末。
 一輝、瑛理子、明日夏の関係は最初から明日夏が片思いで玉砕しただけなわけだし、告白もそのあともさっぱりした明日夏のおかげで後味は悪くなかった。
 全編通して、サックスこと甲斐の存在は救いだった。よそでは違うようだがアニ関人気の高さは異常なほどで、登場時の印象があまりよくなかったから、どんどん株が上昇していくキャラだった。
 恋愛模様としては現実に十分にありそうだけれど、もっと面白くしようはあったはずで、惜しいなぁ。