原案・監督:大友克洋、2004年公開作品。
祖父から「スチームボール」を送られたことをきっかけに、少年・レイは蒸気機関を巡る争いに巻き込まれていく。
ド真ん中のジュブナイルで激アツなんだけれど、制作期間が長くてコストがかかっているため、興行成績はそれなりだがリクープはしてない感じ。キャストは俳優中心だが、レイ役の鈴木杏とスカーレット役の小西真奈美、声の仕事ほとんどやってないけど、めちゃくちゃうまくないか。
レイの心情に沿った作画なのか、キャラクターの成長が反映されているのか、あるいは見ている側の移入度合なのか、スカーレットはレイと顔を合わせたばかりのときはあまりかわいくないのに、万博会場での接近などを経てどんどん美少女化していき完全にヒロインになっていくの、すごくいい。安直にレイとくっつくわけじゃなく、でもレイとの出会いは確実にスカーレットを成長させていて、たぶんアレ、スカーレット号で大西洋横断とかしてるんやろなって。あと、兵器売り込みに注力しつつもお嬢様のことはずっと気にかけていて、スカーレット号のそばにもいるサイモンとか。
当時はPS2でゲームも出てて、ベストエンディングはスチーム城が崩れることなく着陸し、エディとも和解する形らしい。ムービーとしては、スチーム城前からレイとスカーレットが2人乗りの飛行機械で飛び上がり、城を見下ろす終わりで、このカットはまたスカーレットが美少女なんだ。すっげえいい。