ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

ERⅨ 緊急救命室 #19(#198) 来る者 去る者 "Thing Change"

 トリノで3週ほど流れたために2話連続。なんか幸せ。
 アビーに不幸続く。弟が行方不明になる、弟からの連絡にタイミング悪く出られない、変な電波患者の相手に忙殺された上に襲われる。さらにカーターの祖母が亡くなり、カーターが葬儀の準備を手伝って欲しいと思っているところ、弟の行方が知れたために手伝えなくなる。「弟に会いに行けばいい、僕のおばあちゃんは死んじゃったんだ」というカーターの言葉はどうにも切ない。
 ロマノは誤診で、喉の痛みの患者を帰してしまうが、患者が再搬送されてきていた。気管切開を行ったプラットが医学生の前でロマノに嫌味をちくちく。プラットはキャリアも短いのに、よくここまで言えたなぁ。いや、胸がすく思いだったのでok。前話のガラントといい、カーターが育てたからなのか?
 コバッチュのもとに医学部時代の同級生・ゴーダナが現れる。母国の心臓疾患患者をアメリカに連れてくるために色々手配している様子。彼女がアビーに語ったコバッチュ像は今のコバッチュからはとても想像のつかないもの。「ルカのまわりには笑いが絶えなかった、彼が笑えばみんな笑う。/クラス一のいたずら好きだった」とか、正反対じゃないか。苦労してるな、コバッチュ。このゴーダナとロマノが話しているところにコバッチュがやってきて、クロアチア語で「この人とは関わらない方がいい」「なぜ?」「いろいろ面倒だから」と会話したのをそばのロマノは「美しい言葉だ」と評しているシーンはとても面白かった。何言われてるかわからないのは幸せだね。

ERⅨ 緊急救命室 #18(#197) 異常事態 "Finders Keepers"

 スーザンになんか"夫"現る。相変わらず、この人は常識人に見えてネジが緩んでるよ。
 そしてロマノは荒れ荒れ。ケリーと役職が交代ということで、ERに降りてきたはいいけれどもどこまでも自分流。しかも片腕になりながらも相変わらず頭は使えるもんだから手に負えない。仕事終わりにバーで飲んでいて、周囲の人間をバカにしたためにタコ殴り。わざと喧嘩を売ったと言うよりは、ほぼ天然だな。

キッチン・ウォー

 なんだよドタバタものかよ、と最初は見る気ゼロだったのだが、なんたることかふしぎ発見がなかったので視聴。いやー、非サスペンスの2時間ドラマだからと舐めてた。最後まで見てしまいましたよ。
 子供が最後の10分まで裏切られ続けるのがかわいそうでならなかった。いくらなんでもそりゃーないよ。あと、仕事と家事の両立とか、子供との付き合い方とか、盛り込みすぎて描き切れてない印象を受けた。あと30分か1時間あればできたんじゃないかな。ただし、3時間もこのドラマに付き合えるかというと疑問だ。

ERⅨ 緊急救命室 #14(#193) 悲しい運命 "No Strings Attached"

 アビー、ロマノが受難の日。アビーは弟・エリックがセスナで行方不明とのこと、病気が治ってセスナを買ったとのことだが、相変わらず心配だけかけよるな。ロマノは腕のことでアンスポー外科部長に問いつめられ、その役職(診療部長か)をケリーに譲ることになる。
 今日はコバッチュとエリザベスの出番無し。コバッチュはなんか出てないと謹慎させられてそうなんだよな。

風林火山

http://www.tv-asahi.co.jp/fuurinkazan/


 原作・井上靖の大型時代劇。原作は未読。この原作は来年の大河ドラマにもなるんだっけか。


 とりあえず主役が山本勘助らしいのはすぐにわかったが、どこが描きたいポイントだったのかが不明瞭。豪華キャストやちょっと頑張ったロケで魅せる合戦がメインなのか、それとも山本勘助(北大路欣也)が由布姫(加藤あい)に振り回されてるっぽいのがメインなのか。合戦シーンのがんばりは認めたいけれど、なんかやっぱり放送枠が2時間ちょっとの時代劇ではこんなもんかなぁ…。あと最初から武田信虎が出てこないのはちと寂しい。武田家のお家ドロドロやるなら信虎-晴信から始めるとよいと思うのだけれど、今回のドラマからすると時代が前すぎるか。


 合戦の面から行くと、村上攻めがあっさりすぎる。板垣信方戦死が一瞬だったし(甘利虎泰戦死は見逃した…ちゃんと庇ってた?)、戸石崩れはあったけれど真田幸隆出てきてないし。真田については他であんまり出てこない流れだったから切ったのかも。最後の川中島はちと戦場が狭かったのではないか。本陣の目の前まで敵が…大将(武田信玄)が一人で陣に…まあこのへんはいいとしても、武田信繁の最期、ありゃあないよ。だって、明らかに敵多勢、のったり剣を交えて槍で突かれて死亡。「惜しみても尚惜しむべし」と評された人物なんだから、もっと目立たせてください。勘助の最期は頑張った。首は取られないもんなのか? 最後に信玄が勘助を求めて戦場を徘徊する様はドラマのラストとしてはありかな。実際にあんな大将いたら困るけど。


 で、人間関係からみると、勘助ってただ由布姫(諏訪御料人、湖衣姫)への思いで動いているのではなくて、晴信と由布の二人を支えることを原動力としていたらしい(公式サイトみて気付いた)。籠の中から姫の姿が消えててあわてて追いかけるとこなんて、もう恋するオヤジよな。ちなみにあれは諏訪湖畔か?ドラマみてる時は海かと思ったが、甲斐や信濃で海はないな。
 由布姫と於琴姫の「尼になります」ってのはさすがに強い戦国の女性であるなというところか。


 配役なんか悪くなかったので、もう少し長い尺で見たかった。「里見八犬伝」が5時間でこれが2時間ちょいなんてもったいない。そういや八犬伝の感想まだだっけ。

功名が辻 第1回「桶狭間」

 浅井氏と六角氏の争いからスタートってのが地味だねぇ。いや、好きですよ浅井亮政とか六角定頼とか。
 で、主役は山内一豊(上川隆也)と妻・千代(永井杏仲間由紀恵)。上川隆也はずっとそのままなのか…この人は大河ドラマ毛利元就」のときの毛利隆元役でよく覚えてる。よくNHKドラマで見かけるのだが、NHK上川隆也がお気に入りなんだろうか。


 役者にごちゃごちゃは言わない。舘ひろし織田信長が敦盛を舞うところは反町隆史より良かった。比較対象がちょっとアレだ。桶狭間での乱戦シーンが晴れなのはがんばったと思う。「利家とまつ」の時はあったかどうか忘れたが、「秀吉」や「信長」では雨だったような気がする。あとやな感じの今川義元な。江守徹ってやなオヤジの役が似合う。蜂須賀小六役の高山善廣の芝居はかなりヤバイ。まだ大仁田厚の方がマシ…どっちもどっちか。
 まぁまだ第1回だから。来週にはもう千代が成長してしまうようで残念。仲間由紀恵か…。

里見八犬伝

http://www.tbs.co.jp/satomi8/


 前半だけ見た。後半放送が翌日とは思わず、どうせ3〜4はテレビを見られる環境になかったから仕方がないけれどね。


 これは「そういうドラマなんだ」と割り切って見る必要があるなぁ。八犬伝の時代といえば室町時代中期頃だから服装はどうなんだろうとか、当時の生活はどうなんだろうとか、ちょっと期待してたのだが、「あくまでも室町時代をベースに、自由に大胆に創作できる部分は変えてしまおう」と演出の人がコメントしてるから仕方ない。
 ストーリー自体も一部改変。やっぱ伏姫が本当に犬の子を孕んだらいろいろ問題があるんだろう。そのせいでなぜ八犬士が"犬"なのかという部分の理由付けは弱くなっていたけど、もうこれは古典だからなぁ。


 菅野美穂がとてもよい演技をしていた。昔なら葉月里緒菜がやったんじゃないかみたいな悪女、たまらんですな。あとは勝地涼がくせがなくてよいかなぁと。
 これは後半見ればよかったかな。八人揃って戦うところが見られなかったのがどうにも残念。

ERⅨ 緊急救命室 #12(通算#191) 下町の聖人 "A Saint in the City"

 コバッチュのやったことは確かにのちのちに災いを招きそうではあるが、ベターな選択だったよ。そこまで責められるべきことか。
 さあ、厄介な客人がいらっしゃった。市会議員の梅毒疑惑。ケリーはこのへんを上手いことやるけど、そこが他のメンバーとのすれ違いになるんだよなぁ。しかし予算が無くては患者を救えないのも事実であるわけで、カーターにはそのへんの支援を願いたいところ。

クライマーズ・ハイ

 なんだかんだで、うまいこと計3時間足らずに収めてる。必要な要素、たとえば悠木と燐太郎、悠木と淳については完全に抑えてたし、悠木のことを複雑な目で見ている周囲の人々とかもまぁそこそこ。配役も佐藤浩市を筆頭に悪くない。安西絡み(専務や販売の某)の話が削られていたが、この時間ではこんなものか。
 御巣鷹山の実際のニュース映像をふんだんに使っていたのがまた良かったのかもしれない。販売と編集の対立や、記事を押し込むための工作など、映像化されたことで理解が早く、見ていて飽きなかった。ぜひまたこのようなドラマをやって欲しいものだ。

ERⅨ 緊急救命室 #11(通算#190) 友の助け "A Little Help From My Friends"

 ルカは公聴会でスーザンやアビーがかばってくれる中やけを起こし、ロマノに「誰かクロアチアに医学部が本当にあるか確かめたいやつはいるか?」などと言われる始末。このままだと状況は悪化しそうだ。
 ケリーはロペスとともに子供を迎えるために部屋の壁を塗り替えたりしていたのだが、どうやら流産してしまった模様。うー、この人は幸せになれないのか?
 今回メインで触れられたのはプラット。たびたびの欠勤や遅刻にただでさえ評判が悪かったのに、今回は銃を持ち込もうとして見つかってしまう。さらに、レオンの治療のために家までガラントを呼んだはずがカーターが来てしまう。プラットの「人を信じることは苦手だ」との言葉に、カーターは「人を信頼できない者は人からも信頼されない。人に頼ろうとすることはそれは自分が弱いということではないよ」と。これからプラットはERに馴染んでいくだろうか。プライド高そうだからなぁ…なかなか簡単には行かないだろうけど、「自分でチャンスを捨てるのか」というカーターの言葉には発奮しそう。

クライマーズ・ハイ

 実は放送するとは知らなかったが、ツバサからテレビつけっぱなしで放ってたら「架空の新聞社を舞台に〜」とかいうのが聞こえて「さてはクライマーズ・ハイではないか」と思ったらそうだったという偶然。慌ててビデオをセットしたものの、晩飯の買い物に出かけたためまだ見てない。前後編だったようだから、後編放送されたらまとめて見よう。佐藤浩市をはじめとして結構期待できそう。

ERⅨ 緊急救命室 #10(通算#189) ふり返れば "Hindsight"

 カーターが帰ろうとしていて、コバッチュに引継をしているとこから見た。今回はコバッチュが事故を起こしたシーンから始まって、なぜ事故が起こったのかという原因に向かって時間が戻っていく構成だったようだ。おかげでわかりにくいったら。
 どうもコバッチュはまだアビーに未練がある様子。しかしやはりアビーはよりを戻す気がなくて、コバッチュはハーキンスと関係を持ったようである。ダメだ、ダメダメだよDr.コバッチュ…。

ERⅨ 緊急救命室 #09(通算#188) 独りぼっち "Next of Kin"

 「子供を捨てるなんてひどい人もいる」というハーキンスの言葉はチェンに突き刺さってるな。確か彼女は息子を里子に出しているはずだ。結局捨てた親(まだ若い)が引き取りに来た。必ずしも生みの親に育てられたから幸せになれるとは限らないが、ソーシャルサービス送りもな…難しい問題だ。
 交通事故で運ばれてきた少女モーガン、実は少年。父親はそれに理解を示していたが事故後死亡。結局、理解しない母親が引き取ることになり、のばしていたモーガンの髪は切られてしまう。なかなかナイスな親父だったようですが、残念。離婚してても"モーガンが女の子である"ということを理解できなくても、母親は母親か。モーガンにとって、それは幸せなのか?

ERⅨ 緊急救命室 #08(通算#187) 初雪 "First Snowfall"

 事故で妻と息子を亡くした旦那が哀れでならん。息子の一人が心臓移植(それも兄弟のもの)で助かり、兄弟一緒になって生きていくことができたのが救いか。移植した心臓にショックを与える役目は、父親に手術をするよう説得したネーサン。心臓が動き出し、兄弟が一つになった瞬間の感動はどれほどのものであったろうか。
 エリック問題は相変わらずもめてるな。マギー(アビー母)の登場がそれに拍車をかけてる。