だってガンダムなんですよ!(意味不明)
富野由悠季が「ガンダムをブッ壊す」みたいな意気込みで作ってきたコレ、トミノ的にはターゲットは少年少女なんよね。要するに、制作側はファーストガンダムの呪いを受けたかのような外向きじゃないわかりにくい主張を繰り返し、それをアニオタが勝手に読み解いて自己完結している世界でどうするの!ってキレてらっしゃるそうで、アニメってもっと夢を見せられるものだろう?と仰っている。ニュータイプ9月号のインタビューはすごく面白い。
そうして見ると、なるほど、リアルロボットを壊しに来ているようにも見えるし、これぞ『リアル』ロボットだろ、とも取れる。0083では、何時間もコックピットに座ることになったコウ・ウラキが薬物を使う描写があったけど、こちらはトイレです。なるほど、メシ食う描写のあるアニメは多いが、パイロットがどうやって便意をクリアしているのかを明らかにしたロボットアニメってなかったな。
最初にラライアが乗ってきて鹵獲されたG-セルフとアイーダが乗ってきたG-セルフは別物なハズなんだけど、このあたりの描写はよくわからない。が、たぶんわりとお話的にはどうでもいい。(※機体だけカーヒルが持って行ったので同じ機体でした、どうでもよくない。)
2014年7月期のロボットは「アルドノア・ゼロ」「白銀のアルジェヴォルン」ともに戦いは悲惨そのものだったので、活劇的な路線であることがウレシイ。なんか、「交響詩篇エウレカセブン」って最初こんな感じでワクワクしたなぁって思う。ベルリの明るさはきっと損なわれないはずだし、そうならないためにもノレドがいる。きっと大丈夫。