@TOHOシネマズ梅田 シアター5。「きかんしゃトーマス」シリーズは低年齢層向けで客入りがそんなに伸びないので、1日に2上映あるだけでもマシな方。
火事の消火のため水を提供するパーシーとトーマスのところに、放水銃をもったベルがやってくる。ベルのおかげで火事は燃え広がらずに済むが、ベルはもっと優秀な特殊消防車のフリンがいると紹介、ソドー島にフリンがやってくることになる。トーマスがベルと仲良くしているのでパーシーは面白くなく、ディーゼルからの誘いもあって、トーマスに行くなといわれていたディーゼル機関車工場へと足を運ぶ。
もともと蒸気機関車とディーゼル機関車はお互いに仲良くないようなのだが、今回、ディーゼル10の工作によってクレーンのケヴィンがディーゼル工場に連れて行かれたりしたことで完全に対立状態に。ディーゼル10の狙いはぼろぼろのディーゼル機関車工場をなんとか新しくしてもらうこと、そうでないのなら蒸気機関車工場を手に入れることだったわけだが、パーシーが口車に乗せられて親友のトーマスを裏切り、ディーゼル側に落ちていくところは怒濤の鬱展開。トーマスの反応もあんまりパーシーに優しくないこともあって、パーシーのダークサイド堕ちも納得の流れだった。その分、子どもには退屈だったのか、両隣の子どもはずっと落ち着きなく動いていて、特に1人の子は出てこない機関車のことがずっと気になっていたみたいだった。
ずっと気になっていた、線路上を走る機関車は前後に他の車両がいるとどうなるのかについて、今回はトーマスがそれを使ってディーゼルに閉じ込められるシーンがあったが、でもやっぱりみんなシーンが切り替わると方向転換してたりして、納得のいく答えは出なかった。まさか島のあらゆるところに転車台置くわけにもいかんし、しょうがないですけど。