ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#09 研究されてる

 3点をリードした美丞大狭山の攻撃。三橋の言葉から、美丞大狭山の作戦を逆手に取った阿部はうまく三者凡退に抑える。打線も、分析された自分たちの姿を反省材料になんとかつないで2点を返す。読み合戦を五分五分に持ち込んだつもりの阿部だったが、リードにない球を投げてこない三橋ではどうしても偏りが出てしまい、5点目を許すことに。
 流れはまだ美丞大狭山から帰ってきていないまま。最後は急造の首振りサインを使って相手打者を翻弄したけれど、それだっていつまで通用するか。三橋は、そのサインのおかげで相手4番を三振に抑えたこともあり、阿部はすごいキャッチャーだとの思いを強くしている。それだけに、バッテリーの配球が読まれたせい(=阿部のせい)で失点したこの試合をなんとか勝ちたいという気持ちでいるが、一方の阿部は三橋のその真意にまでは気付いていなかったり、まだこのバッテリーはちぐはぐなところがある。
 桐青の河合が、捕手・倉田の不自然な動きに気がつき、呂佳がスタンドからサインを送っているのではないかと疑うが、呂佳にうっとうしがられる。実力者である宮田をライトに回し、自分の言うことを聞く倉田を捕手に回しているのだから、そりゃやましいだろうね。宮田の肩で1点を阻止してはいるが、もし最初からスタメンマスクなら……。