ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

タイタンの戦い(原題:Clash of the Titans、2010)

 天界の王ゼウスは人間から神として崇められることで力を得て不老不死を保っていた。しかし、人間は神々に疑問を抱くようになり、神々と人間は戦いを繰り広げるようになった。かねてから神々を侮辱していたアルゴス王の前にハデスが現れ、10日以内に王女アンドロメダを生け贄に差し出さなければクラーケンを使って都を滅ぼすと宣言する。これに、神の血を引く青年ペルセウスが人間として立ち向かう。
 ギリシャ神話の「ペルセウス」のくだりを知っておけば理解は早いが、そうでなければペルセウスの出自あたりはちょっと理解が面倒かも。作品としては1981年の「Clash of the Titans」のリメイクで、旧作はレイ・ハリーハウゼンによるペガサスやメデューサが高い評価を受けている。なぜ今リメイクすることになったのかは知らないけれど、この企画が立てられたころハリウッドでギリシャ神話が流行していたのか、パーシー・ジャクソンとのネタかぶりも多数。それだけに、メデューサ退治をどう描くのか期待していたのだが……こんなもんでしょうか。
 3D・吹替版鑑賞だったが、せっかく14日(TOHOシネマズデイ)なのになんばパークスシネマで観て損をした。もしTOHOだったらシネマズデイで1000円+3D料金300円の1300円だったのに、なんばパークスシネマでは3D鑑賞の場合、ポイント消費での無料鑑賞ができないので1800円+300円=2100円ですよ。