ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#12 自由の翼<終>

 またえらく無理くりまとめたもので、お世辞にもいい最終回だったとは呼べない。
 シェフィールドが切り札として出してきた騎士人形を倒したのは間一髪間に合ったコルベール先生の持ってきた最終兵器「大いなる槍」(榴弾砲?)。それにしても困ったのはルイズが魔法を使えないだけではなくて言うことを聞かないただの足手まといなことで、最後の戦いでルイズの果たした役割は無意味に近い。結果的にはオストラント号到着までの囮になったが、それはサイトとギーシュ、キュルケでも何とかできたはず。
 魔法の使えなくなったルイズに何とかさせるにはイヤボーンしかないとはいえ、タバサの寝取りは本気でしょう?
 そして抜け駆けの罰が王家のマントで、これでルイズはアンリエッタに次ぐ第2位王位継承者だそうですよ。アンリエッタもたいがい暴走気味だが、ルイズはどう見ても向いてないだろう……トリステイン滅亡の日は近い。
 ルイズについて、アニ関で「ルイズは常に愛してると言わないと不安になるメンヘル」なんて書かれていたがその通りだと思う。サイトも「男ならしょうがないだろ」のレベルを越えてるところがあるのは問題だが。最後にはルイズがサイトを殺して自分も死ぬという形にならんことを祈る。
 第2期は物語が迷走の末にコルベールは死ぬわサイトも一度は死ぬわ蘇るわの呆然とするしかない展開。第3期も最初から不安だったのだが、ルイズをよりアホにすることでツンデレものとして面白みが増していた…のは序盤だけ。お色気要員をもう一人追加してみたものの、終わってみると第2期と何ら変わりないわけのわからん駆け足展開。作品としてはもう水戸黄門みたいなもので、ルイズとサイトがラブラブ状態からひょんなきっかけで仲違いしてツンデレのあげく元の鞘に収まるというのを繰り返すだけなのでそのほかは期待するだけ無駄なのかもしれませんが、この仲違いがいちいち見ていてめんどくさいものばかりで、ちょっとしんどかった。
 第4期をやる気まんまんに見えてうんざりですが、OP曲とED曲はいつもいい曲が来ているのでそれだけ期待します。