いやいや、まさにEDイントロの通りで「終わりはしない」。ザナッファーこそ倒したけれどなんにも終わっちゃいない…。
その苦戦したザナッファー相手にはほとんど魔法が通用しないため、浄結水で一気に大量の水を発生させ、覇王氷河烈や氷の矢でその水を一気に凍らせてザナッファーの動きを封じて神滅斬→竜破斬で倒すという一種の奇策。光の剣はしょせんレプリカ、いざというところで役に立たず。これだからガウリィは…。呪文としては竜破斬そのものが効いたのではなく、神滅斬で傷を付けたことで竜破斬が作用しやすかったと解釈しておきます。原作でも神滅斬→火炎球で倒しているので問題は最初の一撃をいかに当てるかなんだろう。
あとはみんなが信じていた平和主義者クラッシュはフィル・アメリアによるダブル攻撃として見られて非常によかった。ザナッファー相手だから効かなかったけれど、並の魔族ならあれは死んでる。
で、タフォーラシアについては解決ならず、半分ザナッファーと同化してケンタウロスみたいになってるデュクリスもひとまず見逃すということで、1クール後に放送される続編に続く。
90年代の亡霊が21世紀に蘇った。キャストはオリジナルのまま、OPとEDも林原めぐみが歌う、そして何より作品のノリが昔と大して変わっていないということである意味凄いんだけれど、それが現代に通用しているかというと疑問。ここから新しくスレイヤーズのファンになったという人もいるらしいのだが、あくまでアニメ旧シリーズか原作を知っていることが前提となっているような展開も見受けられた。
まぁ、もうあとは後半を黙って見守るだけです…。