ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997)

 映画最新作の公開に合わせての金曜ロードSHOW!での第1作目放送。キャラクターデザインが最近のものとは異なっていて、コナンくんたちが丸っこいとか、小五郎のおっちゃんの声が神谷明だとか、そもそもコナンの声も蘭の声も高いだとか、いろいろとあるけれど、ストーリーがしっかりしてる。
 警察側キャラクターは、白鳥刑事がこの作品が初登場、高木・佐藤・千葉などが出てこず、主に目暮警部だけしかいないので、無理な「警察、無能」感がない。少年探偵団も、極端に背伸びしすぎた活躍みたいなものはしない。コナン自身もケガをするし、蘭についても「超人的パワーの持ち主」ではなく年相応の女子高生として描かれていて、「歪んだ扉を挟んで向こう側に新一がいる」という状態でも扉を蹴破ったりしない。これ、最近の蘭のパワーなら間違いなくぶち抜いてるからね。
 シリーズを重ねたからといって、パワーアップしていくものじゃないんだなと実感する。ほんと、この作品は見ていて楽しいし、実況していても楽しい。