ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

劇場版 Wake Up, Girls! 七人のアイドル

 @ニコ生
 テレビアニメ「Wake Up, Girls!」の前日譚で、7人の子たちはいかにしてWake Up, Girls!としてデビューすることになったかというお話。ぶっちゃけ、これを見ずにテレビアニメ版第1話を見るというのはハードルが高い。なぜテレビアニメ第1話の作画が早くもヘタレてるかというと、たぶん劇場版とそのライブパートで全力を出し切ったからなのだろう、ということが、映画を見ていれば分かるのだが……こういう構成にした人が一番悪い。テレビアニメは映画を見ていなくても楽しめるぐらいにしておく必要があるっしょ。
 何番煎じのアイドルものだよと突っ込まれるが、WUGは特に芸能界のリアルさを追求しているのか、とにかく地味地味アン地味。女の子たちの髪の毛の色もピンクだとか真っ青だとか、記号化されたカラーじゃないのも相まって、キャラクターがまだまだ弱い。この劇場版+第1話で、ようやく全員把握できたぐらいのレベル。ちなみに、どんな属性の子がいるのかは把握したが、それと名前はまだ一致していない。
 ライブシーンは7000枚使ったということで、中の人のダンスをトレースしただけのことはあって、個人のクセ(微妙に遅れてるとか、手の振りか大きいとか)を完全再現している*1。ダンスシーンだけなら、他の作品に決して見劣りはしていない。まぁ、パンチラが必要なのかという話なんだけれど、これは作中で見せパンの手配が間に合わなかったことは説明されているし、ヤマカンはパンツを見せたくてこういう構図にしたのではなく、ステージの上のアイドルをステージ下から撮ると自然とスカートの中(ここでは生パン)が見えるものだというこだわりで作っているのだと思うの。決して、パンチラで客を引こうと考えたのではない……と思う。なんやこの必死の擁護。
 http://blog.livedoor.jp/nohohonw/archives/2126783.htmlツンデレじゃないよ!生でしゃべってるところを何度か見たことがあって、わりとマジで「まともにやろうと思えばできる人」なんではないか?と思っています。ただ、あまりにもサービス精神が旺盛なので、ヒール的な役回りを求められるとやっちゃうところがあるし、お調子者ですごく自分に素直でもあるので、Twitterでアンチと真っ向殴り合いもしたりしちゃうのかなーって。「気になってしょうがないアイツ」ではあるけど。

*1:よほど手を抜いてない限り、近ごろのアイドルアニメではみんなそうだなとは感じる。20151215追記