ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

ドラゴンボールZ 神と神 (2013)

 @109シネマズ箕面 シアター1。IMAX 2D上映
 「いかにもドラゴンボールらしい」ということですごく評価が高いらしいのだが、個人的にはかなり不満を溜めてしまった。できるだけ「いいとこ探し」はしたいけれど、宇宙戦艦ヤマトが2199であれだけ華麗に復活したのに、ドラゴンボールは何も進歩しちゃいないというか昔のほぼそのままというか……ジャンプスーパーアニメツアーでの上映だとかレイトショー1200円ならこのレベルでも「まー、しょうがないか」って思ったかも知れないが、割引のないIMAX 2Dの2000円ですから文句を言いたいですよ。「バトルがすげー」のであれば、東映アニメーションプリキュアシリーズで本気を出したときの方がよっぽど力が入ってるし、劇場版「ワンピース」だってもっとやれてる。これが現状で作れるベストのドラゴンボールだとは思えない。
 ほぼオリジナルキャストでこの映画を作ることができたというのは素晴らしいことなのだが、それだけにキャスト高齢化も辛いところで、出番の多い界王様=八奈見乗児のパワーダウンは聞いちゃいられない。
 ただ、そんな映画でも、野沢雅子だけは文句がなかった。気合いの入った悟空の「かめはめ波」には、テレビ放送当時から変わらぬパワーを感じた。

 追記
 高評価であることを知った上で感想を書いて、さらに調べてみたけれど、それでも高評価ばかりなんだよなあ。アレか、これはレイトショーで客が少なく周りの笑いの反応が聞こえてこなかったせいのネガティブイメージに引っ張られてるのか。ベジータビルスvsブルマの注意をそらすために無理矢理ビンゴに持っていくくだりとか、劇場の空気が凍ったんで盛大にすべっとるなぁと思ったんだけど、子どもの多い時間帯に行くべきだったか。プリキュア映画っていつも子どもが多くてワイワイ言ってるから楽しいイメージがついてる。なんだか悔しい。