意外と(といったら失礼か)人の入りが多めだった。10月6日公開だったが、すでにほとんどの劇場で朝方1回or2回上映に切り替わっていて、土日でなければ見に行くことが不可能な状態。あらゆる映画で言ってるけど、レイト1つ混ぜてもらえませんか……。
超おおざっぱに知らない人に説明するなら「ユニバーサル版 平成狸合戦ぽんぽこ」……だと思ったが、現在の時間軸ではすでに自然破壊は完了しているし、森の生き物たちは反発して戦うことなく移住していったあとなので、すごく無常。
何よりこの作品の話題作りとしては中心にいるロラックスおじさん役の吹替を志村けんが担当したというところで、クソ吹替ファンとしては「しめしめ、どんなものになっているのやら」と見に行ったのだけれど、志村けん無難にこなしすぎィ!顔出ししていた予告編の時は(アカン)って思ったけど、いけるやん!「志村けんにしか聞こえない」ってほどではないぞ。トータス松本の演じたワンスラーは、過去に自然破壊のきっかけになってしまったぐう畜。どうしようもないね。これ、原語版では「ハングオーバー!」に出てるエド・ヘルムズがやってるけど、どういう声色でやっていたのか気になるとこ。現在の主人公であるテッド少年は宮野真守、ヒロインのオードリーは能年玲奈、テッドのママがLiLiCoで、おばあちゃんは京田尚子。ここがダメってところはなかったなー。劇場でも、わりとウケてた。