ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#26 春のおとずれ<終>

 エリザベスおばさんが階段から転落してケガをして、その暇を埋めるためにエミリーが小説を書くというその部分だけはちょっと分かりづらかったけれど、エミリーの書いた小説「風の丘の物語」が大評判となって、テディも帰ってきて、最後のカタルシス。小説は完全に自分をモデルにした話なんだけれど、それだけに町の人たちは感じることが多かっただろうな。いやいや、最後まで面白かったな。
 最初は期待せずに見ていたのだが、イルゼが友達になったあたりからはいい作品になっていた。少女期→高校生の時にイルゼはえらく美人になったのにエミリーはあんまり変化していなくてどうしたんだと思ったら、成人したら美人になってた。バランス取れてるなぁ。悪意の塊みたいなキャラクターがほとんどおらず、大人から子供まで楽しめる作品だな。ローダだけは性格が変わらなかったが、あの子は素直じゃないからな。
 でも、序盤は本当に風のおばさんが姿として出てきていたのに、途中からはナレーションオンリーになっていた気がする。伏線ってわけじゃなく、夢見がちな少女エミリーが成長して「風のおばさん」のことが見えなくなった、ってことなんでしょう。