ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

北海道旅行 三日目(最終日)

 いよいよ最終日。シェラトンホテルの朝食バイキングはさすがに静内に勝ってたよ。品数が違う。荷物を持って朝食に降りたので、食べ終えて三度日高へ向かう。時に7時半過ぎぐらいであった。
 9時からのブリーダーズスタリオンステーションの見学に合わせようと思ったのだが、少し早く着いた。時間を有効に使いたかったのでカネツ牧場(場所)へ移動。道沿いのパドックに見えたのが一頭だけだったのでそいつがカネツクロスだったのだろうと思うのだが、スタッフの方の姿が見えなかったのであまり近寄らずに退散。朝早すぎ…ということはないはずなのだが。
 時間に余裕を持っていたはずが、道を間違えたりしたのでブリーダーズSS(場所)到着は9時10分ごろ。繋養馬多数で見て回るのが大変だった。アフリート、タップダンスシチーニホンピロニールバブルガムフェローフサイチコンコルド、ジェリ、スリリングサンデー、ダイタクサージャンラスカルスズカイーグルカフェミラクルアドマイヤステイゴールドボーンキングサッカーボーイ。人気だったのはやはりタップ。次はバブルだったかな。ニホンピロニールダイタクサージャンの牧柵前は空いていて少し寂しそうだった。サッカーボーイだけは放牧地におらず、厩舎内にいたところを発見。相変わらず美しい毛並み。
 案外時間がかかったのでダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックス(場所)の見学時間ギリギリになってしまった。入口の守衛さんに聞いてみると見学できそうとのことで、中へ入れてもらえた。参考までに書いておくと、ここは入場許可証を貰わないと入れないので時間に余裕を持って来る方がよい。事務所の人の案内でホッカイルソーアルカセットを見せてもらった。とにかく敷地が広いので、一頭あたりの放牧地も広い。BRFの坂路有放牧地より広いかも。来年には頭数が増えるらしいので期待大。40分ほどは滞在していたかな。
 時間に追われながらシンボリ牧場(場所)へ。パーソロン像に迎えられ、目指すはシンボリルドルフ。さすがに皇帝、賢いもので遠からず近からず撮影しやすいポイントでじっとしてくれるので助かる。アブが多かったのかごろごろと転がる姿を見られたのも良かった。皇帝といえど馬は馬なのだな。
 シンボリつながりで沖田牧場(事務所場所)へシリウスシンボリを求める。今日は遠い場所にいるとのことで、案内してもらう。線路沿いのいいロケーションで、うとうとしているシリウスシンボリ。電車でも通ればいい写真になりそうなんだけど、あいにく日高本線は狙って来るほど本数多くはないので滞在中に電車は来なかった。シリウスシンボリが心地よさそうだったからまぁいいか。
 本当はここで門別種馬場に行きたかったのだがすでに11時半近かったので日西牧場(場所)を目指す。繋養馬はビワハヤヒデ。放牧地が二重に囲われていて、しかもハヤヒデは一番遠いところにいる。こりゃ時間との勝負だなぁと思ってじっと待つ。我々の願いが通じたのか、11時50分頃にハヤヒデが最寄りのところまで歩いてきた。白芦毛は前より白くなったようにも思える。その後、12時までゆっくり滞在。
 昼はほとんどの牧場が見学できないので昼食にしようかと思ったが、昼食はスープカレーを予定していたので札幌まで戻らなくてはいけない。それまで見学できそうな牧場ということで幾千世牧場(場所)へ。キョウトシチーがのんびりしていて、柵の中に入ってもいいよと言われたので入ったら逃げられる。ほとんど柵の側から動かなかったので、反対側へまわるとうまいこと近づけた。右目が腫れていて、目薬をさしているらしい。のんびりおとなしい馬で、ここでも40分以上の滞在になった。
 最後の牧場見学は日高軽種馬農協門別種馬場(場所)。看板などに表示されている繋養馬と見学できた繋養馬が異なっていて、見学できたのはニホンカイユーノスアドマイヤボステイエムサンデーテイエムオペラオー、グリーンアプローズ、キッケンクリス。テイエムサンデー以降の四頭は集まるように立っていて、それがまた遠い場所だったのでよく見えない。特にオペラオーは見学地点からは高い牧柵が邪魔でほとんど見えず。放牧終了の時間までいたら馬を厩舎に戻すときにじっくり見られたのかもしれないのだが、時間に追われていた我々は後ろ髪を引かれる思いで門別を後にした。


 日高道道央道をひた走り再び札幌へ。選んだ店はCurry SAVOY(場所)。選んだのは駐車場があったからという理由だったが、シーフードカリーは大変美味であった。スープを飲み干したのでしばらく口がひりひりしたが、心地よい刺激だった。また絶対に食べたいものだ。
 カレー屋を出たら時間が15時50分過ぎ。我々の乗る飛行機は17時45分発なので余裕があったが、レンタカーの返却期限が16時15分であった。25分で札幌から千歳まで行けるかどうかはわからないがとにかくすっ飛ばす(法には触れない程度に)。北広島I.C.から千歳I.C.までは高速も使ったが、高速に乗っている途中で時間切れ。レンタカー返却口に辿り着いたのは16時半すぎであった。しかもガソリン満タンにし忘れ。マツダレンタカーの方には色々手間を取らせて申し訳なかった。
 飛行機は大雨降る伊丹空港に無事着陸、くたくたの我々はモノレールで思わず眠りこけるところであった。


 珍道中反省。やはり北海道はレンタカー無くては無理。クラスはマーチなどではやはりしんどい、セダン以上のサイズは必要。何を食べたいかぐらいは方向性を決めておく。海鮮丼食べたいけど財布の具合で考えようなんて間抜けなことはしてはいけない。「ラーメン1、スープカレー1、海鮮丼1は食べる」とか決めておくこと。あと、男二人とかで旅をするなら航空機チケットとセットで取るホテルはともかく、自分たちで取る宿ぐらいはシングルにしよう。これだけは本当に(もし今度があるとしたら)頼む。