ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

北海道旅行 初日

 9時ちょうど、伊丹空港発の便にて旅立つ。同行者は一名、小・中学校時代の友人M。二年前の旅*1の同行者でもある。つーかこの人がもともとの企画者。今回の目的はとにかく回れるだけ牧場を回ろう、ということでかなりタイトなスケジュールを設定。目標牧場数は2泊3日で約40というものであった…。
 10時50分、定刻通りに新千歳空港に到着。今回は二人とも免許持ちになっていたので迷わずレンタカーを選択していた。案内されたところ、3日間の相棒はマーチであった。おいマツダレンタカーよ、なぜ日産車なのだ。そもそも営業所が空港から遠いし(マツダ、ジャパレン、三菱が一番遠いらしい)。無事車に乗り込んだのは11時30分すぎであった。


 車は一路日高地方へと向かう。嬉しい誤算というのか、日高道は沼ノ端西I.C.までしかできていないと思っていたのだが、実際は日高富川I.C.まで開通していてかなり時間短縮が出来た。沼ノ端西I.C.から東はほとんど対面通行だったのだが、あまり遅い車がいなかったのが幸いだった。さすがに休憩無しで最初の目的地・浦河まではたどり着けそうになかったので道の駅みついしにて昼食休憩。海浜ラーメン(\1030)は毛ガニやらエビやら貝やら入っててよくダシがでていたと思う。でもカニってほじくるの面倒なのよな。
 ここでドライバー交代、私は助手席で車窓撮影とかしながらのんびり。14時過ぎに浦河町に入る。最初は日高軽種馬農協に行こうと思ったのだが、場所がわからない。浦河警察署で訪ねると、GS挟んだ向こう側の建物だった。国道沿いに見える煉瓦風の建物がそれ(場所)。前にヒンドスタン像が鎮座している。ここでは写真撮影のみ。反転して北上。
 国道235号から内陸側へ入り、日高本線沿いに走っていくと絵笛に着く。ここで渡辺牧場(場所)を見学。繋養馬はナイスネイチャセントミサイル、コーセイとのことだったが、ネイチャは一頭のパドックだったのですぐにわかったが、他はわからず。鹿毛と栗毛の牡馬がいたのでそれかと思ったけど、セントミサイル黒鹿毛だし、そもそもコーセイって牝馬…。ネイチャのところにはもう一人見学者の方がいて、牧場の人に「餌をあげていいよ」と言われたとのこと。人参をわけてもらい、ネイチャやその他の馬たちに食べさせてやる。でも、ネイチャ太りすぎであんまり食べさせるといかんようです。15分ほどで渡辺牧場を後にする。
 次は日高スタリオンステーションに行こうと思ったが、社台スタリオンステーション荻伏の見学時間終了が迫っていたのでそちらにまわることにした(大体の場所)。到着はぎりぎり1520、見学終了が1530ということだったので時間がない。繋養馬はニチドウアラシビワタケヒデらと聞いていた。パドックは四つにわかれていて、左手前に黒鹿毛、他は鹿毛。友人はその黒鹿毛がタケヒデだと興奮、せっかくなのに時間が少なくて残念だな、と去り際に牧場の方に聞いたところ、「タケヒデ?入口のところのだよ」と言われる。なんと、道道沿いのパドックにいるのがタケヒデだったのだった。じゃあ他のは何だったのかと思ったら、他の見学者の方が「いやー、結構良い馬がこっち来てますね」と説明してくれた。黒鹿毛シックスセンス、右手前のはロサード、右奥のはザッツザプレンティだったらしい(左奥は不明)…それならもっと近寄って写真撮ったのに…。
 社台SS荻伏前の道をまっすぐ国道まで下り、浦河方面へ少し走ったところに日高スタリオンステーションがある(場所)。ENEOSのスタンドをすぎて少し行ったところに看板が立っているのだが、SS自体が見えない位置にあるのでわかりにくかった。到着はまたもぎりぎり1555。事務所で名前を書いたときに何も言われなかったがいいんだろうか…なんて思いながら馬房見学。繋養馬はアグネスフライトスーパークリークなどと聞いていたのだが、アグネスフライトは見あたらず。居たのはスーパークリークヤエノムテキタイキシャーロックカネトシガバナーダイタクバートラム、他一頭輸入種牡馬。時間がなかったので写真を少し撮っただけ。社台SS荻伏といい、もっとじっくり見たかった。これは計画のミス。
 日高SS駐車場で16時をまわる。調べたところ、ほとんどの牧場は16時30分ぐらいで見学時間が終わってしまうため、このあたりで他に我々が見たい馬を繋養し、かつ移動してから見学可能な牧場はなさそうだったのでおとなしくホテルへ向かうことに。


 17時過ぎ、今晩の宿・ホテルアネックスインに到着。有線LANが無料で使えたので牧場見学計画を立て直した。まず、牧場の詳細な場所がわからず(カーナビには一部の牧場しか出ない)看板だけを頼りにうろうろすることがあったので、競走馬のふるさと案内所と地図サイトを参考に手書き地図を作成、場所を見学時間から回る順番を決定してしまった。これのおかげで翌日、翌々日はかなり楽に牧場へ辿り着くことが出来た。なんでもやってみるもんだなぁ。
 18時頃、晩飯を食べに出る。フロントの人に聞いたが、おすすめできる店は海鮮の千寿か鶏の風来坊と言われる。どっちも見てみたのだが、ビール飲んで食べるような店、しかも明らかに予算は一人1500円以上。なんとか安い店を、とグルメあさひに決定。町の洋風食堂といったお店で、メニューは定食やパスタなど様々。チキンカツ定食\950、カツが二枚もあってボリューム十分。味もベターでした。



 牧場のおおよその場所をMapionで示してみました。お役に立てば幸い。

*1:二年前の悲惨な旅についてはid:chisato_k:20040910#p1、id:chisato_k:20040911#p1、id:chisato_k:20040912#p1を参照