ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#16 獣を超え、人超え、いでよ神の戦士(後篇) God bless the machine Act.2

 敵の攻撃の中、忍はマシンに操られるままに合体を行おうとするが、あまりにも危険な状態なため、亮がコンピューターを破壊して合体を中止させる。しかし、そのためマシンはエネルギー不足に陥る。なんとか馬でゲラールと合流しバッテリーを回収した亮だが、亮を逃がす囮となってゲラールは輸送機と共に散る。そのゲラールの死によって心を1つにした獣戦機隊は、ダンクーガへの合体を成功させる。
 #14で突然キャラを立てたゲラールの兄貴(亮は「ゲラールキャップ」と呼ぶ)は死亡。目立っていなかったサブキャラに突然注目が集まると危ないというけれど、ゲラールの場合、そこまでも確かにパイロットはいたけれど玄田哲章の声ではなかったし、獣戦機隊に尊敬される兄貴というキャラ付けもできてなかったしで、組み上げ方がイマイチ。
 包囲網がシャピロのものであると気付いて呼びかけるものの、シャピロはこれを無視、ピンチになった沙羅を忍が助けるというのは、このあとの(あまり深くは描いてもらえなかった)忍×沙羅の貴重なシーンの1つ。
 とはいえ、1クール以上かけて到達した合体には感慨深いものがある。そして、登場直後にありがちな補正もかかって、デスガイヤーのデスグロームを鉄拳一撃で葬り去る強さよ。これぞ求めていたスーパーロボットって感じ。