ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#12 剣戟の彼方<終>

 伏見・鳥羽の戦いで、数に勝る旧幕府軍は鉄砲・大砲を巧みに運用する新政府軍の前に大きな犠牲を強いられ、新選組も多くの隊士を失っていた。千鶴は井上とともに淀城へと援軍を頼みに出るが、すでに京都周辺諸藩へは薩長が錦の御旗を手にした旨の密書が流れていた。やむを得ず引き返す二人は淀城藩士に見つかってしまい銃撃を受ける。千鶴を逃がすため、井上は盾となり藩士へと向かっていき犠牲となる。それでも退かない千鶴だったが、風間が現れ藩士を切り捨ててしまう。そこへさらに土方が姿を見せ、倒れた井上を見て激昂し風間に斬りかかっていく。風間は誤解を解こうとせずむしろ土方を挑発していき、鬼の姿になった風間に対抗するため、土方は「変若水」を手にする。
 いよいよ朝敵の立場に立たされることになった新選組。井上さんはここまで新選組のよきまとめ役だったんだけれど、千鶴が退かなかったこともありなぜ死んでしまったのかとちょっと悔やまれる流れ。意外だったのは土方が変若水を飲んでしまったことで、OPで羅刹化してるからいつかはなると思ったけれど、まだまだ死ぬタイミングじゃないですよ?その土方と風間の戦いを止めるために山崎が重傷を負い、そのまま船で死んでしまうし…。今回、羅刹隊は山南さんいわく「銀の銃弾でほぼ壊滅状態」らしく、今後の切り札としてはちょっと不安。羅刹化した土方を見るに、純血の鬼と十分に戦える力はあるようだが。
 というわけで続編へ続く。第二期というか変則2クールか。