ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#13 Graduation<終>

 ゆりが再び目覚めたとき、世界に残っていたのは音無、日向、奏、直井の4名だけだった。すでに他のメンバーたちは消えてしまったあとで、残った5人は戦線の卒業式をすることに。直井、ゆり、日向と順番に消えていき、残った音無は奏にこの世界に残らないかと声をかける。しかし、奏はそれを受け入れることなく、自分が音無の残した心臓で生かされた命だったこと、そして感謝を伝えるために来たことを告げて消えていった。
 あまりムチャクチャ言いたくはないけれど、音無の変節だけは笑うしかなかった。だって、どうしても他の余計な奴らが消えたから「やったぜ、奏と二人っきり」となったようにしか見えないんだもの。ゆりは最後まで奏に「天使」と人間扱いしなかったことを謝罪しなかったし、日向はユイと立てたフラグもなんだったのか音無とのべったり絡みしかないし、直井は最終回に残すほど深く戦線に携わってきたメンバーでもないし……。あれだけ大量に出した戦線のメンバーは、名前があるだけの脇役としてあっさり消えてるのも、なんだかなあ。
 なんだか、おいしい素材はいっぱいあったのに、味の素たっぷりのどこでも食べられるものに落ち着いてしまったような。