ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

アリス・イン・ワンダーランド(原題:Alice in Wonderland、2010)

 最愛の父を亡くしたアリスは母と姉が企画したパーティに出席するが、それはアリスと貴族の御曹司ヘイミッシュの婚約パーティだった。求愛を断ったアリスは、白いウサギを見つけてそれを追いかけていき、13年前と同じように不思議の国へと迷い込むことに。しかし、不思議の国は13年前とは様相が一変しており、赤の女王に支配される暗い世界へと変貌していた。アリスは白の女王や帽子屋らとともに赤の女王を倒す戦いに身を投じる。
 あの「不思議な国のアリス」が成長した主人公は自分が6歳の時に経験したことを「夢だった」と思い込んでいて、「そんなこともあったなぁ」と思う観客らとのギャップが面白い。不思議の国での時間の流れが13年なのかどうかはわからないが、確実にあれから時が流れていて、「あの不思議の国がこんなことに?」と思わされること多々。ただ単純に「不思議の国のアリス」を映像化しただけではないあたりがイイ。この不思議の国の世界の広さも感じられて、IMAX3Dがよく活かされていたと思う。
 しかし、この帽子屋ぐらいにメイクするとジョニー・デップだか誰だかわからんな……。
 ちなみに吹替版鑑賞。帽子屋=ジョニー・デップ平田広明、赤の女王:朴璐美、チェシャ猫:茶風林、ヤマネ:京田尚子、ハートのジャック:藤原啓治などしっかりした声優を起用していて、白の女王だけ深田恭子だったけれど、ガッカリ感はゼロ。