ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?(2009)

 ラブたちは久々にパジャマパーティを開催、初参加のせつなも楽しく時を過ごしていたが、世界からおもちゃが消えるという事件が発生してしまった。すると、ラブがクローゼットにしまっていたぬいぐるみのウサピョンが動き始め、おもちゃの国のトイマジンの仕業であることを教えてくれた。トイマジンを探すべくおもちゃの国へ向かった一行は、罠によってバラバラに引き裂かれる。罠を突破して再び集まったプリキュア4人は、トイマジンとの戦いに挑む。
 同じく2009年公開の「劇場版 ヤッターマン 新ヤッターメカ大集合! オモチャの国で大決戦だコロン!」でもオモチャの王国が舞台だったけれど、これってオモチャ業界のSOSだったりしてね。リアリティ云々とは言わないけれど、捨てられたオモチャがブリキのロボットやら自動車、お人形、ぬいぐるみばっかりなのはちょっと古くさすぎるのでは……。ゲーム機とかフィギュアとか、数年前の戦隊やライダーの変身アイテムや超合金とか、それこそナージャのバトンとか初代プリキュアグッズとか、そういうのが捨てられてそうだよね。ナージャバトンとかナージャパソコンとか、もうネタにして笑い飛ばすしかないって。
 お話はこれでいいと思うし、「白い翼はみんなの思い」というキュアエンジェルもイイんだけれど、ウサピョンがちょい唐突よなあ。「昔、ぬいぐるみで遊んでたよね〜」みたいなフリがあるとか、パジャマパーティで遊んでたトランプのカードが何枚か足りなくなって「あれ?なんかおかしい?」みたいに気付かせるとか、あってもいいんじゃないかなー。子どもの集中力ではあまり長い作品は厳しいかもしれないけれど、オープニングをそのまま使うんならその映像差し替えて押し込むとか。ちなみに、どこかで指摘されていたけれど夏公開の「ホッタラケの島 遥と魔法の鏡」と通ずるところがあって、かつて遊んでいたウサギのぬいぐるみがキーキャラクターっていうのはそのままじゃないか。あちらもフリが足りていたとは言わんけれど、その活躍っぷりはウサピョンが霞むレベルだったぞ。
 そういえば、変身シーンのバンクとか、プリキュアフォーメーションとかを改めてしっかり見直すとパッションの優遇を実感。特に変身シーンの回転ぐるぐる→雲引きはかっこよすぎるだろ……。
 ラブさん、いつも髪を後ろで2つにまとめてるのと、変身後にそれが長く伸びるので髪の毛長めのイメージだったが、髪下ろすとせつなより短く、ブッキーと同じぐらいだった。むしろラブとブッキーの差が色を除くと眉毛の角度だけなのではないかというぐらいで、あの髪型は大事なんだなぁと思った。