ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館 (2013)

大阪ステーションシティシネマ スクリーン4
 ドラえもんの首の鈴が怪盗デラックスによって盗まれてしまい、手がかりを求めてのび太たちは22世紀のひみつ道具博物館(ミュージアム)へ。
 ここ数年の映画ドラえもんのオリジナル作品は芸能人ゲストがひどかったが、今回はマスタード警部@松平健が違和感なし、向井おさる@向井理はわずか1フレーズだけ。一方、ゲストキャラクターは博物館のガイド・クルトが三瓶由布子、フィークス館長が土師孝也、ペプラー博士が千葉繁、博士の娘・ジンジャーが堀江由衣、クルトの作った不思議生物ポポンが愛河里花子と、手堅いキャスト構成で安心のクオリティ。
 「タケコプター」「どこでもドア」「タイムマシン」の3つが「全く」といっていいほど使われず、一方で普段はまったく活躍しないひみつ道具「ゴルゴンの首」とかに出番があるのはすごい。ドラえもんのポケットにスッポンロボットが入ってしまったことで道具使用を半封印したのはうまかった。話は博物館内で完結しているので「冒険」というほど広がらないけれど、その中でのワクワク感はなかなかのもの。悪人らしい悪人もおらず、後味が悪くなるような展開もなく、安心して楽しめた。
 2014年映画の予告で出てきたあの帽子、これは「のび太の大魔境」リメイクですね?バウワンコ王国、超スキ。「大長編ドラえもん」って、民明書房よりも事実っぽいネタを入れてくるから困るんだよね、面白くて。さすがに犬の王国は「ねーよwwwww」だけど、コンゴ盆地にはなんかあるんじゃないかと、今でもワクワクさせられるのは「のび太の大魔境」のおかげ。