独断専行で命令を破ったなのはとユーノはリンディから叱られるが、管理局ではこの件から黒幕がかつてミッドチルダの大魔導師プレシアであることに気付く。一方のフェイトもプレシアに激しい叱責を受けていた。プレシアの目指すアルハザードへ向かうには、今までにフェイトが手に入れてきたジュエルシード9つでは足りないのだった。しかし、フェイトへの厳しい仕打ちはアルフの怒りを買う。そんなアルフを戦闘不能に追い込んで、プレシアはフェイトを再びジュエルシード回収へと向かわせる。フェイトもアルフの不在を知りながら、プレシアの命令を唯々諾々と受け入れる。
地上に落ちたアルフは人間の姿を維持できずに犬の姿になったところをアリサに拾われ、なのはとの再会を果たす。そこでフェイトの事情を知ったなのはは、フェイトを助けるために動き始める。幾度目かの対峙となるなのはとフェイト、そこにアルフが声をかけるが、フェイトはプレシアとの絆を捨てられないと説得を拒絶する。なのはは自分の思いを伝えるため、”最初で最後の本気の勝負”を挑む。
アリサが動物好きだったことが幸いしたというか……魔法のことってやっぱり秘密にしないとダメかな?ここまで来たら、もういっそ打ち明けてもよさそうなんだけれど。それでも、おおむねの事情は察してくれているみたいなのはなのはにとってありがたいよね。