さらわれたケイト救出に向かうエルヴェとエミリオ。エルヴェは妹のためだけどな。アニムスとドロルでさえなければきっとエミリオとエマはうまくいって、ケイトもエミリオとよき義兄として接することができただろうに。エミリオのおかげでケイトは脱出に成功。リーズは脱出に失敗するが発症して夜の町に飛んで消えていった。発症するともう治らないという話だが…。
いままで頼りにならないと思いこんでいた父とちゃんと話しあったクレア。立派な教育方針を持った人だった、兄が頼るのもうなずける。その父から男物のマフラーをもらい顔を隠して泣くクレアが、化け物と戦う少女ではない普通のか弱い女の子の表情でとてもよかった。
アニムスの主が登場。ドロルには死の呪いがかかっていたが、対するアニムスには生の呪いがかかっていた。不老不死なんてくたびれるだけ、楽になりたいという彼女たちは一体何年この呪いに苦しめられているのだろう。