ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#45 東の海神 西の滄海 転章<終>

 長かった十二国記もついに再放送だか再々放送だかの最終回。最終回を見るのはこれで2度目だが、前回見たときはそもそもキャラ把握すらできないままに最終回だったので何がなにやらさっぱりだった。今回は何とかストーリーを把握していた。
 「東の海神 西の滄海」自体見ていない前回は「親切な最終回だなぁ」と感心したが、今回見ると回想の多さにちょっとガッカリ。小説では続き物の2巻目以降では冒頭にそれまでの説明がつらつらしてあったりするが、何もこの最終回になくたっていいんじゃないか。毎回見てきていたら多分たかじんONEMANに替えてた(ちょうどたかじんはパネル使いの総集編で、十二国記も最近は見逃していた)。
 最後は、王としてまだまだ未熟な陽子が先輩たる延王・尚隆に話を聞き、気を引き締めるといったところ。「風の万里 黎明の空」がぴしっと最終回然と終わっているだけに、第2部冒頭みたいな雰囲気。斡由がラスボスとしては力不足な感もある(むしろ、ラスボスは石田彰の方なのか?)……まぁ、「転章」であって「終章」ではないし、作品として今後が気になるというのはいいことだ。
 来週からは「今日からマ王!」。