ジャンはナディアを撃つことが出来ないが、その優しさこそが人間のいいところだと言うネモ。しかし、ネモ自身はナディアとネオに撃たれてしまう。ネモの危機を察したエレクトラが主砲を発射してネオの制御装置を破壊。ネオはナディアを自由にして死亡する。ネオが死んだことでブルーウォーター唯一の継承者となったナディアに、レッドノアを導くよう迫るガーゴイルだが、ナディアは拒否、ガーゴイルはジャンの足場を破壊する。地面に叩きつけられて死んでしまったジャンを生き返らせるためブルーウォーターの力を使うナディア。阻止しようと聖なる光に触れようとしたガーゴイルは塩に変わってしまう。驚愕するガーゴイルに「その光の中で生きていけるのはアトランティス人だけだ。もうこの世にアトランティス人は二人しかいないのだ」と告げ、「ナディアとたった二人の異星人で何ができる、この星はもう人間たちのものだ」と続ける。脱出を開始する一同に、ネモは一人突破口を開くためN-ノーチラスに残る。グランディスにナディアたちを、エレクトラにお腹の子を頼んで、ネモの乗るN-ノーチラスは主砲を発射した。
流れ星を見上げながらみんなの帰りを待つイコリーナ、マリー、キング。マリーは「早くサンソンやみんなが帰ってくるように」とつぶやく。
1902年。索敵長だったエイコーがイコリーナと結婚し、エレクトラはネモとの遺児を育てていた。ジャンとナディアは1897年に結婚して子どもができ、キングにも子どもが2匹生まれていた。グランディスは相変わらず一人で沢山の男を待たせていて、ハンソンは自動車会社を作って大金持ちに。エアトンはイギリスに戻って伯爵家を継ぎ、サンソンとマリーは結婚して、来年にはマリーもママになる。
ラストの5話ぐらいは畳みかけるように面白かった。