ソレスタルビーイングの本当の戦いはこれからだ!END。劇場版に続くというし一部なんかモヤモヤしたものを残しながら終わってしまって、個人的にずっと好きじゃないと言い続けてきたけれどその印象をひっくり返すことなく、むしろ悪くして終わっていった。結局つおいガンダムの戦いで全部ごまかされてしまった感がある。作品に魅力的な悪役(ここの場合はアリー・アル・サーシェス、グラハム・エーカー、セルゲイ・スミルノフを指す)がいることは良かったのだが、一切主人公たちに魅力を感じずネタキャラ以上に思えなかったのは、自分がひねくれているのかね。トランザム役のアレルヤなんか笑いにはなっても、それ以上の必要性感じなかったぜ。
さりげなくイノベイドたちが新たな肉体で蘇っていたけれど、中身は進化したり変化したりしたんだろうか。あと、一人だけ切腹してたのはアロウズ司令のホーマー・カタギリらしいけれど、このおっさん目立ってなかったから全然ピンと来なかった。真の黒幕としてリボンズ・アルマークがいた以上、ホーマーさんのお役目がないのは確かなんだけれど、せめてジャミトフ・ハイマンとかエギーユ・デラーズみたいに後々にもネタにされるようなキャラに育てようよ。
#21 革新の扉
イオリアの目指した人類の革新とは人類がイノベイターとして目覚めること、そしてついにその領域に刹那が到達しようとしている。だからこそ#20 アニュー・リターンでアニューを撃ったわけだ。
留美が生きてたのはちょい意外だったけれど止めを刺しにきたネーナの攻撃で紅龍が死亡、さらに脱出したところをスローネに撃たれて今度こそは木っ端微塵。求めていたものは変革の先の未来だったらしいけれど、刹那と一緒に行かなかったのが残念でした。とりあえず生き残ることが大事だったんじゃないかね。そんなネーナの前にはスローネに父母を殺されたルイスがやってきて、ほとんど為す術もないままにスローネはやられてしまった。ルイスは目的を達成してしまい、もう兵士として戦っていく理由を喪失したよなあ。これからどうするんだろう、リボンズの駒から抜け出せないぜ。
ブシドーがようやく刹那と正々堂々と戦えるチャンスがやってきて「このグラハム・エーカー」と名乗りを上げてみたり「愛を超え憎しみを超越し宿命となったのだ」とか熱く語っているのに、スローネを気にするせっちゃんは鬼。トランザムの果てにまた全裸空間に飛んで行くし、ガンダムとのMSバトルには縁がないのかブシドー。
ところで、ラッセが負傷したのでソーマに操舵手を打診してアレルヤがスミルノフとの約束を盾に説得していたけれど、パイロット技能を見ているとソーマをガンダムに乗せて出し、アレルヤが操舵するというのがベターなんじゃないか。
#16 悲劇への序章
ハーキュリーの狙いは痛みを感じさせることで市民を目覚めさせること。たとえここで鎮圧されようとも市民が反アロウズに立ち上がればという考えなのかも知れないが、残されていたもう一基のメメント・モリで消し飛んでしまう覚悟まであったのだろうか。こればかりはソレスタルビーイングに期待するしかあるまい。
#14 歌が聞こえる
OP、ED変更。OPアニメーションのラストがファーストシーズン後半だと4人のガンダムの軌跡が1つに集まっていたけれど、今回は離れる方向なのは今後の展開の暗示になってる?
リボンズが刹那に「ガンダム返せよー」とお願いして拒否されるの巻。サーシェスは間違いなくパイロットとしての能力は作中随一だからここで殺しておきたかったんだけれどな……。「マリナ・イスマイールと子ども達」じゃなくてー。
ルイスには新MAが、そしてブシドーには新MSが。マスラオの活躍は楽しみなところだが、ルイスはこれステラコースに入りそうだな。
#13 メメントモリ攻略戦
ダブルオーガンダムがガデッサを引きつけ、その隙にプトレマイオスがメメントモリに突っ込むというまた大胆な作戦。直近の話ではどんどんと戦闘の迫力がど派手になってきていたが、この話で一つの結実を見た感じがある。アレルヤのトランザムをすべて推進力に回し、防御はロックオンがGNシールドビットを展開、当然攻撃はティエリアという分担。しかし、結局トドメの一撃もロックオンが撃つのではなんか負担大きい気がするな。
いよいよトータルでは4クール目へ。イノベイターという大きな敵が見えてはいるものの、1vs2でもソレスタルビーイングをあしらうサーシェスや刹那との戦いを切に望むミスターブシドー、メメントモリ攻略戦ではソレスタルビーイングの援護をしたがその真意がどこにあるのかわからないネーナなど、最後までどう転ぶかわからないまま。