ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

劇場版総集編 メイドインアビス 【前編】旅立ちの夜明け

 人類最後の秘境である縦穴「アビス」の深層で待つというメッセージを送ってきた母・ライザのもとへ向かうべく、探窟家見習いのリコは、アビス深層からやってきたらしいロボットの少年・レグとともに「アビス」へ挑む。
 テレビアニメ全13話を劇場版2作品に再構成した総集編で、前編は第1話~第8話相当。旅立ちと監視基地(シーカーキャンプ)への到達、オーゼンやマルルクとの出会い、そして生存訓練完了まで。ほどよく編集されていて、無難に面白くまとまっている。無難なので特記することがこれといってない……。このレグを「賭ケグルイ」の生志摩妄と同じ伊瀬茉莉也が演じていると思うと、役者ってすげぇなって思う。

W'z《ウィズ》 #01 EYE'S Y'S Shout 《アイズ・ワイズ・シャウト》

 他人と手を繋ぐことを禁じられてきた中学3年生・荒城ユキヤは、その手を繋ぐことで入れる別世界で、DJ・Y’s《ワイズ》としての生配信を行う。
 GoHandsの「K」「ハンドシェイカー」に続くオリジナル作品で、「ハンドシェイカー」とは世界観を共有。手を繋いで云々の設定は「ハンドシェイカー」を見ていればわりとすんなり見られるはず。その肝心の「ハンドシェイカー」を第1話で切ってるからアレゲ。ストーリー的にも引き込まれる要素が特にない。ぶっちゃけ苦行なので、いつか「ハンドシェイカー」見るまで積んどく。

ブギーポップは笑わない #02 ブギーポップは笑わない 2

 竹田や藤花が通う深陽学園の1年生・早乙女正美の協力を得て、優等生・百合原美奈子を捕食してその姿を借りるマンティコア。連続家出の真相はマンティコアによるもので、彼女を追う組織を戦うための「スレイヴ」を増やそうとしていたが、計画はうまくいっていなかった。さらに、紙木城直子を殺害する前の一言により、自分のオリジナルである「エコーズ」が迫っていることを知る。
 「エコーズ」は地球調査のためにやってきたという地球外生命体。組織に捕まって生み出されたコピーが「マンティコア」だった。逃げ出してきたエコーズは直子によって密かに学校に匿われていた。
 原作未読なので元のストーリーをさっぱり知らんということもあり、「謎が段々と明かされていく」という快感よりはごちゃごちゃした印象を受けた。このへん、自分のペースで読み進められる小説と、強制的に前に進む映像作品は異なるので、原作がシャッフルだとしても、その通りにすることはないんじゃないかと……。

ブギーポップは笑わない #01 ブギーポップは笑わない 1

 待ち合わせに来なかった恋人・宮下藤花とそっくりな顔をした不思議な人物・ブギーポップを目撃した竹田啓司。翌日、学校にブギーポップが現れ、藤花本人ではなく自動的に現れる二重人格のようなものであること、学校に巣くう魔物が活動すると世界が危ないことなどを竹田に教える。学校では4人の女子生徒が「家出」していて、ブギーポップにより「人生の最も美しい瞬間に殺される」と考えられていた。数日後、再び屋上で竹田と会ったブギーポップは、問題は自分によってではないが解決されたと告げる。
 ブギーポップ、突然現れて去っていくの巻。竹田は事件がどういうものなのか、何が起きているのかさっぱり知らなくて、ただ「藤花がデートに来なかった」「紙木城も学校に来なかったらしい」ぐらいのことしか知らないので、その視点から見るとこういうように見えていた、ということが描写された。そりゃ第1話は第2話とセットでの放送になりますわー。この時点で作品について語るのは無理無理。

BanG Dream! 2nd Season #01 Happy Party!

 2年生に進級した香澄たちは、ライブハウス「Galaxy」のスタッフ・六花から声をかけられ、出演することになる。
 アバンでPastel*Palettes、本編でRoseliaAfterglowハロー、ハッピーワールド!、Poppin'Partyと、一通りのユニットによる楽曲を盛り込んだ上で、舞台説明とキャラクター説明。
 第1期は消滅の危機にあるライブハウス「SPACE」でのライブ実施を目標にしていて、閉店前のオーディションに合格して目標達成。第2期では今回の共演からすると、対バンかどこかのフェスを目指すことになるんだろうか。まぁ、この手のガールズバンドものの先駆けである「けいおん!」はそもそも部活動でしかなかったので、目標がなければやっちゃダメってことはないけれど。

シュガー・ラッシュ:オンライン(Ralph Breaks the Internet、2018)

 「シュガー・ラッシュ」から6年。ラルフとヴァネロペは親友関係を続けていたが、ある日、シュガー・ラッシュのハンドル部分が壊れてしまう。ちょうど、店主のリトヴァクさんがゲームセンターにWi-Fiを導入したので、2人はWi-Fi-ルーターからインターネットの世界へと旅立ち、eBayで売られていた「シュガー・ラッシュのハンドル」を手に入れるため奔走するが、インターネットのレースゲームに出会ったヴァネロペと、変わりのない日常を求めるラルフの間には溝ができてしまう。
 インターネットの描き方がまずとても魅力的。まるでダフ屋のようにつきまとってくる広告のウザい感じとか、ほんと見事な擬人化。そして、ディズニーならではのプリンセス総出演もまた凄い。インターネットを魅力的に描くことは他作品でもできるが、「ディズニー・プリンセスは『大事な水』を見ていると心から表現したいことが浮かんできて歌い始め、勝手にスポットライトが当たる」とかセルフパロディも織り交ぜてくる上に、ディズニー・プリンセスたちにドレスではない「普段着」着せてしまうとか、もうやりたい放題。それでいて、単なるファンサービスではなく本筋にも絡めてくる。ほんとレベル高くまとめてくる。
 さすがに、これより先の時代になるとリトヴァクさんのゲームセンターが閉店してしまいそうなので、続編は難しそう。むしろ、この6年後の続編が、蛇足ではない内容で作られたということに驚き。
 日本語吹替版だとヴァネロペの声は諸星すみれだからすごくかわいくてキュートな女の子のようになっているが、字幕版だとサラ・シルバーマンが担当しているので「女の……子?」という感じなので、鑑賞するなら吹替版推奨。プリンセスたちも、ちゃんとアナとエルサは神田沙也加と松たか子で、モアナは屋比久知奈、ラプンツェル中川翔子。「あの子だけスタジオが別だから」と言われてしまったメリダ大島優子と、吹替公開時のキャストにおおむね準拠。大島優子、セリフはわずか1つ2つだが、やっぱりメリダには合ってると思った。

ムトゥ 踊るマハラジャ(4K&5.1chデジタルリマスター版)(Muthu、1995)

 大地主ラージャに仕える使用人のムトゥは、ラージャとともに訪れた芝居小屋で女優のランガナーヤキと知り合う。はじめはお互いに印象の悪かった2人だが、ランガはだんだんとムトゥに惹かれていき、やがてムトゥもランガのことが気に入る。しかし、ラージャもまたランガのことを気に入っており、誤解からランガが自分の求婚を受け入れたものだと思い込んでしまい、ムトゥがランガを奪おうとしていると考えて追い出してしまう。
 日本で「インド映画」の代名詞ともいえるほどヒットした作品の4K&5.1chデジタルリマスター版。インドで1995年公開、日本では1998年公開なので、「公開20周年記念」でもあるらしい。元フィルムが褪色していたのか、シーンによっては1998年公開時よりも劣化しているのではないかと思うような部分もあったが、色鮮やかに蘇った部分も多い。ストーリーはややダラダラしている部分が長くて、歌も1曲5分近いものをフルで入れてくるが、まぁそこはラジニカーントの迫力とミーナの美貌でカバーしているということで。実際、ミーナはほどよくふっくらしていて抜群のスタイルをしている上にメイク映えのする顔で、画面内にいるだけで華やか。つよい。

荒野のコトブキ飛行隊 #01 月夜の用心棒(先行上映)

 東京・名古屋・大阪と3都市で行われた先行上映イベント、席が取れたので見てきました。内容については1カ月もすれば見られるので細かいところには触れないでおくとして……水島監督が戦闘機モノをやることになったのは、直接的には「SHIROBAKO」の作中作として「第三飛行少女隊」が出てきたことがきっかけということになるか。これの直後に「次はレシプロ戦闘機ものをやりたいです!」とツイートしている。ここから3年半なので、実際はすでに企画書は出していて、SHIROBAKO作中に第三飛行少女隊が出てきたのは、その試験みたいな部分があったのかもしれないが。


 ともかく、やりたいという作品だけあって、監督がノリノリで作ったことが感じられる痛快な空アニメの完成であった。戦車であれだけこだわれたのだから、戦闘機だって、ということなのか、とにかく音がいい。ハ25(エンジン)の音を再現しているかどうかまではさすがに聞き分ける耳はないのだが、少なくとも、記録映像などで今でも聞くことのできる、第二次世界大戦当時の数々の戦闘機のエンジン音に寄せているし、射撃音の重さもまたいい。そこいらの音響素材を当てはめたのではなく、確実に、できる限りの範囲でやれる音を持ってきていると思う。
 キャストの方々の話から、すでにこの先行上映会時点で、残すは最終話のアフレコのみというところまで制作も進んでいるようで、かの戦車アニメ最終章のような泥縄になることもなさそうで安心。……いや、あれはかの戦車アニメの制作にいろいろ問題があるんだと思うけれど……。

ツルネ ―風舞高校弓道部― #08 矢を向けて

 射場変更で桐先の隣になった風舞。一回戦は意識しすぎてボロボロになるが、反省を生かして二回戦は立て直す。
 湊の射が日陰から日向に出て、湊にも日が当たるオーソドックス演出で当たる前から命中がわかるわけだが、こういうのでいいんす。すき。

ツルネ ―風舞高校弓道部― #07 再、会

 県大会予選。スポーツものに嫌味なライバルってのはつきものだが、桐先の菅原兄弟はウザすぎてヤベーな。3年2年とモメるのは校内の話だからあれだが、他校生徒に絡んでいくのはやなやーつ。

アイカツフレンズ! #33 ドッカ~ン★冒険カザン島!

 カレン島の火山が噴火し、溶岩の代わりにクリームが噴き出す。タイムリミットまでに「幸せの証」を見つけ出すため、あいね、みおたちは島中を駆け回ることになる。
 今回の試練の数々はおとぎ話ベース。早く「幸せの証」を見つけないといけないけれど、途中で出会う友達たちが苦労していたら手伝わずにはいられないPure Paletteの2人。ベタだけど、そういうの、ええでー。

ツルネ ―風舞高校弓道部― #05 矢の使いで

 模擬試合で負けて「下僕」になったので、合宿でまったく弓を引かせてもらえない男子チーム。しかし、合宿の中での出来事を経て仲を深めていく。
 BBQのシーンでも海斗はツンツンしてるというか偉そうな物言いは変わってないのだが、湊に突っかかってるわけじゃなく、よきと思ってやってる。いい……。

アイカツフレンズ! #32 ドキドキ☆冒険カレン島!

 ダイヤモンドフレンズカップ出場を賭けた最後のチャンス、ベストフレンズカップが神城家所有の「カレン島」で始まる。今回のテーマはサバイバル。フレンズたちには数々の試練が襲いかかる。
 おっ、なんか崖とか登ったりしてるとアイカツって感じですよね!なんかおかしいけど、今回はすごくアイカツ感ある。

ツルネ ―風舞高校弓道部― #04 合わない筈

 旧知の滝川がコーチに来て張り切る海斗。滝川は一計として模擬試合と「合宿」を企画する。
 模擬試合の内容は男子チームが七緒2/4、遼平0/4、湊0/4、静弥4/4、海斗1/4。女子混成チームが妹尾3/4、白菊2/4、花沢0/4、森岡先生4/4、滝川4/4。七緒がツッコんでたけど、海斗くん未成熟ですのう。いやー、スポ根スポ根。