ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

シュガー・ラッシュ (Wreck-It Ralph、2013)

 アーケードゲームの裏側でゲームキャラクターたちはそれぞれの生活を営んでいるという、誰しも1度は妄想したことがある話をそのままやっちゃったというドリーム映画。ゲームをやったことがあればヒーロー願望を持った悪役ラルフの境遇に誰でも感情移入できてしまうわけで、面白く感じないわけがない。ラルフの助けを借りて、シュガー・ラッシュでのレース勝利を目指すヴァネロペ役を演じている諸星すみれの上手さとか、ちょっとビビる。ヴァネロペをなぜか邪魔者扱いし、さらに内部システムまでいじることができるキャンディ大王の正体とか、伏線も機能していて、最後までワクワクです。
 ちなみに、第85回アカデミー賞でこの作品を倒し、長編アニメ映画賞を受賞したのが「メリダとおそろしの森」。自分は大島優子の吹替に文句はなかったけれど、もし違う吹替キャストだったら、もっと日本でヒットしてたのかな?