ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

バイオハザード ダムネーション (2012)

 @大阪ステーションシティシネマ
 2008年公開の「バイオハザード ディジェネレーション」の続き、ストーリーとしてはゲーム「バイオハザード5」と「バイオハザード6」との間。今回、大阪ステーションシティシネマでの神谷誠(監督)、菅正太郎(脚本)、小林裕幸(プロデューサー)による舞台挨拶付きのを見に行ってきた。2400円は高い(断言)……が、東京や名古屋ではそこまで砕けたトークではなかったというぐらいにはっちゃけたトークが聞けたので、いいや。パンフレットにも書かれているが、神谷監督はもうちょっとラブストーリーに寄せたかったけれど、小林Pが許さなかったという話。ゲーム本編があるから、あんまりレオンとエイダが深い仲になりすぎるのは困るわけですね。
 そんな本編は、神谷監督が「レオンに地獄巡りをさせたい」と言ったとおり、レオン(=主な観客視点)がこの世の地獄のような戦いに身を投じる110分。リッカー相手はともかく、タイラント相手が絶望的すぎる。スーパータイラントとかもう無理。バイオ6があるからレオンが生き残るのはわかってるとはいえ。このへんは、小林Pが「これはレオン死ぬと思いますから」って言ってたの納得。
 今回は舞台挨拶が写真取り放題ツイートし放題、とにかく拡散して下さいとのことでみんなパシャパシャやってたけど、映画館の中ってスポットライト当たってても暗いので、あんまりきれいに撮れないんですよね。ポール・アンダーソンの実写版「バイオハザード」では世界がもう滅亡寸前で、小林Pすら「6で終わりって言ってますけど、本当に終わるかはわかりません」なんて言ってるわけですが、こちらはゲームに寄り添っているので安心です。ダムネーションが好評なら、次回作(バイオハザード7)が出るころに次のCG映画もできるかも。グラフィックの進化は確かに感じるので、楽しみにしてます。