ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

映画クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁 (2010)

 いつものように公園で遊んでいたしんのすけたち。その前に「しんちゃんの花嫁」を名のる女性タミコが現れ、しんのすけを未来へと連れ去ってしまう。彼女が言うには、未来のネオトキオの支配者となっている金有増蔵がしんのすけを捕らえており、彼を助けるために5歳のときのしんのすけが必要なのだという。しんのすけは華やかな未来都市に驚くが、一方、タミコに無理矢理しがみついて未来にやってきたかすかべ防衛隊は真っ暗な春日部の街に到着していた。なんとか20年後の自分たちと合流しようとする一行だったが、やさぐれたコンビニ店員のマサオや、幼稚園のやさぐれた保母になったネネの姿を見て絶望する。一行は未来の野原家にたどり着き、地球が隕石の衝突によって闇に閉ざされており、電気を取り仕切っている金有増蔵によって支配されていることを知る。未来のしんのすけを救うため、一行は未来の野原家やかすかべ防衛隊の力を借りて金有増蔵に立ち向かう。
 地球に隕石が落ちて闇に包まれたら金有電気とかそれどころじゃないだろうとか、たかだか20年先なのに技術が進歩しすぎてないかとか、そういうツッコミはおいといて、未来のキャラクターたちの描かれ方がなかなか面白かった。相変わらずうまくあちこち立ち回って金有電気のエリート社員な風間くん、マンガ家の夢やぶれて今やマンガ雑誌を批評するだけのコンビニ店員マサオくん、とても子どもに馴染んでいるとは思えないやさぐれ保母ネネちゃん、独力でロボットを作り上げた科学者ボーちゃん、ハゲたひろし、太ったみさえ、特警になってバリバリ活躍しているひまわり。順調な20年後だったらいったいどうなっているのやら。
 芸人を中心としたゲスト声優が演じた花嫁(希望)軍団は、さすがに白石涼子神田朱未はいいんだけど、ヘタだねえ…。特に椿鬼奴はるな愛はセリフが聞き取りづらく困った。何も7人も出すことないじゃない。